戻る

介護施設職員の人材育成

 介護保険三施設における介護職員のうち、介護福祉士の資格を有する者の割合は増加傾向にある。

 介護職員を対象とした研修としては、痴呆介護実務者研修、ユニットケアを行う特別養護老人ホームにおける介護職員向けの研修を行っている。

1.介護保険三施設における職員の介護福祉士資格の保有状況

介護保険三施設における職員の介護福祉士資格の保有状況のグラフ

 * 介護職員(常勤職員及び非常勤職員の実人員数)に占める介護福祉士資格保有者(同)の割合
 * 介護サービス施設・事業所調査より

2.介護職員を対象とした研修の現状

 ○痴呆介護実務者研修
 高齢者介護実務者に対し、痴呆性高齢者の介護に関する実践的研修を実施することにより、痴呆介護技術の向上を図る。(後述)

 ○ユニットケア施設研修
 ユニットケアを行う特別養護老人ホーム(小規模生活単位型)について、施設の特徴を活かした適切なサービスの提供を確保するため、ユニットリーダーを対象とした研修を実施。
※先駆的施設における実習を中心として10日間研修。
 ・ 高齢者痴呆介護研究・研修東京センターにおいて、今年度より全国9か所の実地研修施設の協力を得て開始。(平成16年度より15か所に拡大予定。)
 ・ ユニットケアにおける介護方法、情報の共有や職員の指導体制に関する研修会を実施。
 ・ ユニットケア実施施設における演習・実習を中心に10日間程度の研修を実施。
 ・ これまでに計85名が受講。


トップへ
戻る