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I ケアマネジメント

ケアマネジメントをめぐる主な論点


(ケアマネジメント業務の在り方)
 ○ 現行のケアマネジメントは、サービス担当者会議などの重要なプロセスが踏まれておらず、また、特に軽度者については、いわゆる単品プランの割合が多い一方、要介護度が悪化傾向にあるなど、本来の目的に達していない面があるのではないか。

 ○ ケアマネジメントが十分に行えない理由としてケアマネージャーの「多忙」が挙げられるが、この要因としては1人当たりの担当件数が多いことの他、介護サービス以外の生活支援の面での困難ケースの存在もあるのではないか。

 ○ 施設における個別ケアへの取組み等への対応、施設・在宅を通じた継続的なケアの確保の観点から、施設におけるケアマネジメントの充実が必要ではないか。

(ケアマネジメント機関の在り方)
 ○ ケアマネジメント事業所の大半は他のサービス事業所や施設と併設されているが、併設型の場合、自らのサービスを位置付ける傾向にある。公正中立なケアマネジメントの観点からどのような改善策が考えられるか。

(ケアマネージャーの在り方)
 ○ 利用者のケアマネージャーに対する評価は総じて高いが、一方で、資質向上を求める指摘も多い。研修等の充実強化や資格要件の在り方など、どのような改善策が考えられるか。


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