戻る

別紙1

既に評価指針で確認済の食品添加物に係る報告書


品種キモシン(商品名:「カイマックス」,旧名:カイモゲン)
性質生産性向上
申請者株式会社 野澤組
開発者クリスチャンハンセン社

 キモシン(カイマックス,旧名:カイモゲン)については、厚生省(現厚生労働省)が、平成8年9月3日に、既に評価指針に基づき安全性の確認を行ったものであるが、平成13年4月から、安全性審査が食品衛生法上義務付けられたことに伴い、再度、審査基準に基づく審査を行っていたものである。
 今般、申請者から、発現ベクターpGAMpRの遺伝子配列情報、挿入された生産菌に含まれるプロキモシンB遺伝子と発現ベクター上のプロキモシンB遺伝子とがDNA配列の相同性を有すること及び挿入遺伝子の宿主への組み込み方等の追加資料が提出され、この追加資料に基づき審査を行った結果、組み込まれたプロキモシンB遺伝子のDNA配列より産生される蛋白質が同一であること、組換え体には挿入遺伝子が意図したとおりに組み込まれ、目的外の蛋白質を発現するオープンリーディングフレームが含まれていないこと等が確認され、新たに安全性上問題となる知見は認められなかった。
 従って、このカイマックスについては、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断される。


トップへ
戻る