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1 概要
本日、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会は、組換えDNA技術を応用した食品の安全性について、「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査基準」(平成12年5月1日付け 生衛発第825号-1 厚生省生活衛生局長通知別添1。以下「審査基準」という。)に基づき審議した結果、食品3品種について、いずれも人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断する旨の部会報告を行った。
2 今回審議された食品について
平成12年7月4日付け厚生省発生衛第199号及び平成13年9月10日付け厚生労働省発食第222号をもって諮問された食品3品種について、審査基準に基づき審議した結果、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。
ア | 対象品種 | てんさい(ラウンドアップ・レディー・テンサイ77系統) |
性質 | 除草剤耐性 | |
申請者 | 日本モンサント株式会社 | |
開発者 | モンサント社(米国), ノバルティス シード社(スイス) |
イ | 対象品目 | じゃがいも(ニューリーフY・ジャガイモSEMT15-15系統) |
性質 | 害虫抵抗性及びウィルス抵抗性 | |
申請者 | 日本モンサント株式会社 | |
開発者 | モンサント社(米国) |
ウ | 対象品目 | じゃがいも(ニューリーフY・ジャガイモRBMT15−101系統) |
性質 | 害虫抵抗性及びウィルス抵抗性 | |
申請者 | 日本モンサント株式会社 | |
開発者 | モンサント社(米国) |
3 今後の予定
(1) | パブリック・コメントの募集 |
(2) | 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会における審議 |
(3) | 厚生労働大臣への答申 |
なお、平成15年1月20日頃より、申請資料(一部を除く。)について、社団法人日本食品衛生協会において公開(閲覧)される予定である。