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血液製剤についての中期(平成20年)的な需給の見通し(案)

I 輸血用血液

 ・輸血用血液については、既に国内自給が達成されている。
 ・中期的にも、この状態が確保される見通しである。

II 血漿分画製剤(免疫グロブリン製剤及びアルブミン製剤)用原料血漿

1 需要予測(別添1)
 ・免疫グロブリン製剤の需要予測は、109万リットル〜115万リットルである。
 ・アルブミン製剤の需要予測は、163万リットル〜170万リットルである。

2 供給予測
 ○ 原料血漿の供給体制
  ・平成13年度は、原料血漿確保目標量101万リットルに対し実績104万リットルであった。
  ・平成14年度の確保目標量108万リットルも達成の見込みである。
  ・平成20年の供給予測は、117万リットルである(別添2)。
 ○ 製造体制
  ・日本赤十字社血漿分画センター及び国内3社(財団法人化学及血清療法研究所、日本製薬株式会社、株式会社ベネシス)の4社で原料血漿量に換算して年間120万リットル以上の血漿分画製剤の製造能力を有している。

3 不確定要因
 ○ 遺伝子組み換えアルブミン製剤
  ・遺伝子組み換えアルブミン製剤の開発が進められている。
 ○ 適正使用の推進(別添1)
  ・免疫グロブリン製剤の使用量は増加傾向にある。
  ・アルブミン製剤の使用量は減少傾向にある。
  ・それぞれについて、一層の適正使用の推進が求められている。
 ○ 製造・輸入・販売の動向
  ・輸入品が一定のシェアを有している。


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