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資料３
政府管掌健康保険の財政運営
−平成１５年度保健福祉事業関係予算案−


１．生活習慣病予防健診事業

○　平成１４年度より、限られた財源で基本的な健診を受診する機会を公平に確保する観点から、一般健診に重点化するとともに、４０歳及び５０歳の被保険者等に対しては、一般健診の中で従来の日帰り人間ドックに相当する内容の付加健診を導入。あわせて、Ｃ型肝炎対策の重要性にかんがみ、Ｃ型肝炎ウイルス検査を導入。

○　平成１５年度には、平成１４年度と同様の仕組みを踏襲しつつ、一般健診の実施者数を拡大。

（単位：百万円）
  平成１４年度
予算 		平成１５年度
予算案 		増減
生活習慣病予防健診検査費 ４６，７４６ ４７，８６７ １，１２１
（２．４％）
  一般健診 ４４，９６５ ４５，６７５ １，１２８
付加健診 ４１８
Ｃ型肝炎ウイルス検査 １，７８１ １，７７４ ▲７

（注）一般健診は、乳がん・子宮がん検診及びフォローアップ健診を含む。


２．高額医療費貸付事業及び出産費貸付事業

○　高額医療費貸付事業については、平成１４年度医療制度改革による給付率の統一（７割）が平成１５年４月より実施されることに伴い、高額療養費の支給対象者の増加が見込まれるため、増額。

○　出産費貸付事業については、平成１３年７月より実施しているが、平成１３年度の実施状況を踏まえ、減額。

（単位：百万円）
  平成１４年度予算 平成１５年度予算案 増減
高額医療費貸付事業 ６５１ １，６３３ ９８２
（１５０．８％）
出産費貸付事業 ４８６ ２５３ ▲２３３
（▲４７．９％）


３．社会保険病院の整備

○　平成１４年度と同様に、新たに建替等の工事に着手しないものとし、既に着手した工事の継続及び国有財産の維持管理のために必要最小限の施設整備費を計上。

（単位：百万円）
  平成１４年度予算 平成１５年度予算案 増減
社会保険病院整備費 ２３，４０３ １８，３９３ ▲５，０１０
（▲２１％）


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