不自由者棟とは
居住棟であり、日常生活の中で介護を必要とする方が入所されています。
ハンセン病後遺症による身体障害と高齢による身体機能低下が重なり、細部にわたる援助を提供しています。
第1不自由者棟
特徴
・単身者の方を対象とした不自由度の高い入所者の居住棟です。
・食堂は季節行事をしたり、引きこもりがちな方も1日3回は顔を合わせるコミュニケーションの場となっています。
第2不自由者棟
・夫婦を対象とした居住棟でありましたが、現在は4組だけとなっています。どちらかが入院または死亡される等、一人暮らしの入所者が7割となっています。
第3不自由者棟
・夫婦寮と独身寮の混合で、比較的不自由度の軽症者の方が多く入所されています。
・第1や第2不自由者棟より人数も多く、園外にも出かける入所者の方もみられます。
治 療 棟
・入所者が何らかの疾病で外来治療が必要となった時に受診する場所であり、一般施設の外来の機能を果たしています。
・診療科は、内科・皮膚科・外科・整形外科・形成外科・耳鼻咽喉科・眼科・歯科・心療内科・泌尿器科があり、必要時検査・治療・処置を提供しています。
・透析治療も週3回行っています。
・一般寮の入所者対象に、訪問看護や生活指導などの支援を行っています。
一般寮とは
病 棟
一般寮、不自由者棟の入所者が何らかの疾病で治療が必要となった場合や、合併症が悪化した場合などに入院し、集中的に治療する場所です。病状によっては、外部施設へ紹介する場合もあります。