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戦略研究の特徴

  1. 1.十分な先行研究を有する研究領域において、政策形成に有用なアウトカム指標を用いて、科学的にデザインされた質の高い研究です。
    • 幅広い分野の研究者や有識者からの意見等を通じて収集された研究領域の中から、適切な研究課題を抽出・選定します。
    • 適切に構造化された研究計画の骨子に基づいて、十分な時間をかけて研究実施計画を作成します。
  2. 2.適切な研究の評価を行うとともに、透明性を確保します。
    • 研究課題の事前・中間・事後評価は、外部有識者からなる「戦略研究企画・調査専門検討会」で行います。中間・事後評価では目標の達成度や見通し、専門的・学術的観点や行政的観点からの評価を行います。
    • 研究終了後、研究成果の社会への還元・施策化状況を追跡評価します。
    • これらの評価結果は、厚生科学審議会科学技術部会に報告され、公表されます。
  3. 3.研究代表者(研究リーダー)が研究基盤の整備と大規模な研究組織の構築を行います。
    • 大型の介入研究を実施するため、研究実施を支援する研究基盤の整備(大規模な研究組織)も含めた研究費で研究を実施します。
    • 構築された組織の維持を含めて戦略研究は5年間で終了となります。
  4. 4.戦略研究の実施に関わった研究者は、戦略研究を通じて知り得た臨床研究遂行に係るノウハウをその後の戦略研究の質向上に活かすべく、可能な範囲で協力することが求められます。

戦略研究の特徴

  戦略研究 一般公募課題
課題 具体的に設定 具体的に設定
研究目標 原則として事前に設定 具体的に設定
研究計画の骨子 原則として事前に設定 研究者に一任
事前評価の視点 実現可能性についての「絶対評価」 申請課題の中での「相対評価」
報告と評価 年次報告・評価に加えモニタリング、中間・事後・追跡評価を実施 年次報告・評価
研究期間 5年 原則として3年を限度
金額 大型(数億円) 平均約2,800万円
課題数 数課題 約1,500課題

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