厚生労働省

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世界禁煙デーについて

SMOKING IS UGLY 5月31日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」です。

「世界禁煙デー」は、たばこを吸わない習慣が社会に広まるよう、加盟各国が同時期に活動を行うため、昭和63(1988)年に設けられました。

今年のスローガン、「ジェンダーとたばこ〜女性向けのマーケティングに重点をおいて〜」のもと、我が国を含め、加盟各国で、様々な催しが行われます。

厚生労働省におきましても、「世界禁煙デー」に始まる一週間を「禁煙週間」と定め、たばこと健康の問題について、国民一人ひとりが正確な情報に基づき認識を深めていただくきっかけとなるよう、世界禁煙デー記念シンポジウムを始めとする普及啓発活動を行っております。

喫煙は、喫煙者本人の健康への影響だけでなく、喫煙者の周囲にいる方に対しても悪影響があり、たばこ対策を包括的に進めることは極めて重要な課題となっております。

また、昨年末には、健康の観点から、たばこの消費を抑制するために、たばこ20本入り一箱の値段が約100円上がることが決定され、今年の10月から値上がりすることになっています。

 

平成22年度税制改正大綱(抄)

『たばこ税については、国民の健康の観点から、たばこの消費を抑制するため、将来に向かって、税率を引き上げていく必要があります。その判断にあたっては、たばこの消費や税収、葉たばこ農家、小売店、製造業者等に及ぼす影響を見極めつつ行っていくこととします。その過程で、たばこ法制について、現行のたばこ事業法を改廃し、たばこ事業のあり方について、上記のたばこ関係者の生活や事業の将来像を見据えて、新たな枠組みの構築を目指すこととします。
 上記の方針に沿って、平成22年度において、1本あたり3.5円の税率引上げ(価格上昇は5円程度)を行います。』

「世界禁煙デー」は、国民の皆様一人ひとりに、たばこと健康の問題についての関心と理解を深めていただくための日です。これを機会に、身の回りからできるたばこ対策をご検討いただくとともに、たばこ対策の推進に、より一層の御協力を賜りますよう、お願いいたします。

(厚生労働省総務課生活習慣病対策室)

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