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ものづくり分野における人材育成推進の取組視察

写真(2016年9月23日)

2016年9月23日(金)
国立吉備高原職業リハビリテーションセンター
中国ポリテクカレッジ
ポリテクセンター岡山
中国ポリテクカレッジの生産機械システム技術科の開発課題の
「高速ばね疲労試験機の開発」について説明を受ける橋本厚生労働副大臣(左から2人目)

 橋本厚生労働副大臣は、障害のある方への就職支援や、離職者・在職者・学卒者に対するものづくり分野における人材育成支援の取組状況を把握するため、国立吉備高原職業リハビリテーションセンター、中国ポリテクカレッジ、ポリテクセンター岡山を視察しました。

 国立吉備高原職業リハビリテーションセンターでは、視覚に障害のある方を対象にした「ITビジネスコース」、発達障害のある方などを対象にした「サービスワークコース」などを視察し「障害のある方に対する職業訓練は、働き方改革を先取りするとても大事な取組である。センターの取組についてもっと広く知っていただく必要がある」と述べました。

 中国ポリテクカレッジでは、実習の様子や製作品などを視察し「地域の企業や自治体にとって、貴校は貴重な存在である。企業や自治体との連携も積極的に行っている。就職率も概ね100%(専門課程が96.3%、応用課程が100%)であるという強みを活かして、より知名度の向上を図っていただきたい」と述べました。
 なお、中国ポリテクカレッジは、地域産業界との連携に重点を置き、人材ニーズに対応した教育訓練を実施しています。
 また、訓練修了者を採用した企業から「実践的な技能に優れ即戦力となっている」など、高い評価をいただいています。

 ポリテクセンター岡山では、離職者訓練などを視察し「ポリテクセンターは高い就職率をあげている。引き続きしっかりと人材育成に取り組んでほしい。また、地域に開かれた取組が重要である。ポリテクセンターを広く地域の方に知ってもらうとともに、「ものづくりの体験」など、子供たちに、ものづくりへ興味を持ってもらえるように、更に効果的な周知・広報を行っていただきたい」と述べました。
 なお、ポリテクセンター岡山は、離職者訓練を実施しており、平成27年度の就職率は90%を超えています。
 離職者訓練を修了した方から「溶接は未経験だったのですが、金属加工に必要となる多くの技能を習得することができました」「履歴書の書き方や面接での対応方法などを教えていただき、内定を得ることができました」などの声が寄せられています。
 また、採用企業から「ポリテクセンターの修了生は仕事を遂行するために必要な知識や技術を身に付けており、安心して採用を決めました」との評価をいただいております。
(職業能力開発局能力開発課)

写真(2016年9月23日)
国立吉備高原職業リハビリテーションセンターの機械CADの訓練内容について説明を受ける 橋本厚生労働副大臣

写真(2016年9月23日)
ポリテクセンター岡山の生産管理技術科で自動化システムの制御について説明を受ける橋本厚生労働副大臣

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