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第69回WHO総会で政府代表演説を行う太田厚生労働大臣政務官
2016年5月24日(火)
国際連合欧州本部(スイス・ジュネーブ)
第69回WHO総会で政府代表演説を行う太田厚生労働大臣政務官
第69回世界保健総会(WHO総会)が開催され、太田厚生労働大臣政務官が政府代表として出席しました。
今回の総会では、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」を中心テーマに、その取組状況などについて各国代表出席者が政府代表演説を行うとともに、感染症対策や非感染性疾患対応など、各国の保健医療政策にも大きく影響を及ぼす事項について議論が行われました。
日本の政府代表演説では、太田厚生労働大臣政務官から、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を含む持続可能な開発目標(SDGs)達成に向け、安倍総理大臣がWHOを含むグローバルヘルス機関へ約11億米ドルの拠出をプレッジ(WHOに約5千万米ドル)したことに言及した上で、本年、G7伊勢志摩サミット議長国として、グローバルヘルスに一層貢献していく意欲を表明しました。
また、太田厚生労働大臣政務官は二国間協議等も積極的に行い、日本国内の保健医療政策を紹介しつつ、各国の課題・取組についても熱心に耳を傾け、認知症施策等の高齢化施策の推進や、エボラのような国境を越えた公衆衛生危機にWHOが迅速・適確に対応できる体制をつくることの重要性について意見交換を行いました。総会参加後、太田厚生労働大臣政務官は「国際的な保健課題について議論が行われるWHO総会に参加し、また、各国の代表やチャン事務局長と個別に意見交換できたことは、大変貴重な機会でした。日本は、世界的に見ても高齢化が特に進んでいる国ですが、その日本で、健康寿命の延伸や持続性のある社会保障制度の新しいモデルが示せるよう、さらに力を尽くしてまいります。」と話しました。
(大臣官房国際課)
◇第69回WHO総会の詳細はこちら
http://www.who.int/mediacentre/events/2016/wha69/en/(第69回WHO総会HP(英語))
マーガレット・チャンWHO事務局長との会談に臨む太田厚生労働大臣政務官
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