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「車座ふるさとトークin 長野県箕輪町」で地元の方々と意見交換する竹内厚生労働副大臣

写真(2016年3月12日)

2016年3月12日
箕輪町保健センター(長野県箕輪町)

「車座ふるさとトークin 長野県箕輪町」で地元の方々と意見交換する竹内厚生労働副大臣

 竹内副大臣は、「車座ふるさとトーク(※1)」に出席し、地域住民や町の職員の方々、計12名と、「子どもから高齢者まで各ライフステージにおける健康づくり」をテーマに意見交換を行いました。
 意見交換では、まず「子どもの健康づくり」が話題となりました。
 保育士の資格を持つ箕輪町の職員からは、「子どもの育成事業の一環として、平成16年から『運動遊び』を導入している。楽しみながら運動することにより、子どものバランス感覚や俊敏性が向上し、大きなけがも減少した」といった成功事例の紹介がありました。
 地域住民からも、「今の子どもは、昔と比べてライフスタイルも変わり、外で遊ぶ機会が少なくなっている。公的機関が子どもの健康づくりの場を提供してくれるのはありがたい」という意見がありました。 続いて、「中高年の健康づくり」について、実際に健康づくりに取り組んでいる参加者から、「健康づくりを目的として、参加者同士が交流する機会が多くある。自分の住んでいる地区を越えて町全体で仲間づくりができることも活動を継続できる要因」という話がありました。
 一方、町役場の担当者は、「より多くの住民の方に参加していただくために、健康づくりに無関心の方、関心はあるけれども参加を迷われている方などに対し、情報発信を行うことが重要」と今後の課題を述べました。
 最後に、「高齢者の健康づくり」について、参加者からは、「自身の健康づくり活動を『ポイント』として換算し、それを地域通貨に換えて町内で使用できるので、楽しみながら取り組むことができる(「元気はつらつ箕輪の大先輩」ポイント制度)」、「高齢者は孤独になりがちだが、健康づくりを目的として、世代間、世代を越えて仲間づくりができる」という意見がありました。
 箕輪町の取り組みや参加者の率直な意見を聞いた竹内副大臣は、「健康寿命を伸ばすための素晴らしいアイデアであり、こうした取り組みを国全体に広めていきたい」と今後の政策立案に意欲を示しました。

 箕輪町では、さまざまな地域活力も活用しながら、子どもから高齢者までライフステージを通じた総合的な健康づくりを実践しており、自身の健康づくりから町民の健康づくり・地域づくりへと発展させています。その取り組みは、「第3回健康寿命をのばそう!アワード(※2)」で、厚生労働省健康局長優良賞を受賞しています。

◇第3回健康寿命をのばそう!アワード(箕輪町の取り組みを紹介しています)
  http://www.smartlife.go.jp/award_winner_03/

◇資料「子どもから高齢者まで各ライフステージにおける健康づくり」(長野県箕輪町)
  http://www.town.minowa.nagano.jp/data/open/cnt/3/1720/1/kenkou.pdf

(健康局健康課)
(大臣官房総務課広報室)

(※1)「車座ふるさとトーク」:大臣、副大臣、大臣政務官が地域に赴き、現場の方々と少人数で車座の対話を行い、生の声をつぶさに聞いて、政策にいかす安倍内閣の取組。
(※2)「健康寿命をのばそう!アワード」:生活習慣病予防及び介護予防・高齢者生活支援・母子の健康増進への貢献に資する、特に優れた取り組みを行っている企業、団体、自治体(保険者を含む)を厚生労働省が表彰を行う制度(平成24年度から実施し、平成27年11月には第4回を開催)。

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