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「防げる病気はワクチンで防ごう」。麻しん・風しんの普及啓発活動イベントに石田純一さん、東尾理子さんが参加、予防接種の大切さを伝えました。

写真(2016年1月25日)

2016年1月25日
省内会議室
「防げる病気はワクチンで防ごう」。麻しん・風しんの普及啓発活動イベントに石田純一さん、東尾理子さんが参加、予防接種の大切さを伝えました。

 麻しん・風しん対策推進会議の構成員を務める石田さん(タレント)と東尾さん(プロゴルファー)ご夫妻が、麻しん・風しん対策の普及啓発イベントに参加しました。当日は、厚生労働省ふくろう保育室の園児とその親子6組と対面し、麻しん・風しんの予防を呼びかけました。
 特に、風しんは妊娠初期に感染すると、白内障、難聴などの障害を持つ赤ちゃんが生まれる可能性があることから、妊娠前のワクチン接種を呼びかけています。2012年から2013年にかけて、都市部を中心に多くの成人男性の風しん患者が報告されました。またこの流行の影響で妊娠中の方が風しんにかかり、2012年の秋以降には45名の先天性風しん症候群の報告がありました。現在は、全国的な流行こそありませんが、流行の有無にかかわらず、中長期的な視点に立って、社会全体で対策を進める必要があります。
 構成員として、会議でも提言をしている石田さん、東尾さんご夫妻は「とにかく防げる病気はワクチンで防ごう(石田さん)」、「予防できる病気は予防して、準備できることは準備する。そのためには、知識がないとだめだと思うので、勉強して知識を持って麻しん・風しんを含めていろいろな予防接種をしっかり受けていただきたいと思います(東尾さん)」と強く呼びかけました。  この日、園児の保護者からは、「これからも予防接種を受けていきます」との声が聞かれたほか、石田さんに育児についての質問があるなど、働きながら子育てをする者同士の会話が飛び交い、和やかな雰囲気のイベントとなりました。
 イベント後、石田さんと東尾さんから「先天性風しん症候群のお子さんをこれ以上増やさないように、また風しんが原因で出産をあきらめるようなことが起きないように、妊娠を希望する世代のパートナーの男性に抗体検査をアピールできればと思います(石田さん)」、「私は妊娠を希望していたので、情報を得ることができましたが、関心のない人に情報を届けることはとても必要だと思っています。公共の機関だけでなく、民間企業にもぜひ、情報提供や告知をしてほしいなと思います(東尾さん)」と念押しのメッセージをいただきました。
 来月、3月1日から7日までの一週間は、「子ども予防接種週間(主催=厚生労働省、日本医師会、日本小児科医会)」です。これは、子どもたちの4月からの入園・入学に備えて、必要な予防接種を済ませ、病気を未然に防ぐため、保護者をはじめ、地域住民の予防接種に対する関心を高め、予防接種率の向上を図るために行われているものです。麻しん・風しんをはじめとした各予防接種について、あらためて予防接種を受けたかどうかの確認と、まだ受けていない予防接種がある方は、お住まいの地域の情報確認や、医療機関での相談などを検討してみてはいかがでしょうか。
(健康局 結核感染症課)

写真(2016年1月25日)
第2子妊娠中の東尾さんが石田さんのイクメンぶりを軽快なトークで紹介する場面もありました。

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