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第60回全国里親大会で挨拶をする、とかしき厚生労働副大臣

写真(2015年10月24日)

2015年10月24日
霧島ロイヤルホテル(鹿児島県霧島市)
第60回全国里親大会で挨拶をする、とかしき厚生労働副大臣

 「第60回全国里親大会(主催=厚生労働省、鹿児島県、公益財団法人全国里親会など)」が鹿児島県で開催され、厚生労働省から、とかしき副大臣が出席しました。全国里親大会は、里親制度(※)を広く一般の方にも知ってもらい、里親への理解を深め、より多くの方々に里親家庭を築いていただくことなどを目的に開催しているものです。今回の大会のなかで、厚生労働省は、里親として温かい家庭環境を提供し、深い愛情と献身的な努力をもって、多くの子どもたちの自立を支えた方々に対して、厚生労働大臣表彰(26組56名)や感謝状(43組82名)を贈りました。
 とかしき副大臣は挨拶の冒頭に「受賞者のなかには、永年にわたり里親としてご活躍され、また里親制度の普及啓発にも積極的に努められている方がいらっしゃるとうかがい、頭が下がる思いです。政府としても、これまで以上に子どもの問題に本気で取り組んでまいりますので、今後とも一層のご尽力をお願いいたします」と感謝の言葉を伝えました。
 また、「次期通常国会に児童福祉法等の改正案を提出することを目指して、検討を開始しました。特別養子縁組や里親委託など、愛着形成重視を含む家庭的養護の一層の充実もこの検討のなかで取り組み、安定した温かい家庭を子どもたちに提供するよう努めていきます」という塩崎厚生労働大臣からのメッセージも届けました。
 受賞者からは「今回の受賞は、身に余る光栄です。里親になった当初は、子どもにさまざまなことを教えていくつもりでいましたが、日々、子どもと接していくなかで、反対に多くのことを学ばせてもらっていることに気づきました。これからも子どもたちと共に成長してまいります」という謝辞をいただきました。
 今後も厚生労働省では、特別養子縁組や里親委託など、家庭的養護の一層の充実を図り、安定した温かい家庭を子どもたちに提供するよう努めていきます。
(雇用均等・児童家庭局 家庭福祉課)

※里親制度とは

  • 里親制度は、家庭での養育が困難または受けられなくなった子どもに、温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供する制度のことで、社会的養護(公的な責任により養育する)の重要な柱となる制度です。家庭での生活を通じて、子どもが成長する上で極めて重要な特定の大人との愛着関係のなかで養育を行うことにより、子どもの健全な育成を図るものです。
  • 現在は、約5,600人の児童が里親等に委託されていますが、里親等委託率は平成26年3月末時点で約15%となっています。
  • 厚生労働省では、この里親制度の推進を図ることとしており、平成27年度から平成41年度までの15年間に、里親等委託率を全体のおおむね1/3とする目標を掲げて取り組んでいます。

◇受賞者一覧はこちら
 ○表彰状
  https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11905000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Kateifukushika/0000101758.pdf [60KB]

 ○感謝状
  https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11905000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Kateifukushika/0000101759.pdf [74KB]

写真(2015年10月24日)
受賞者に表彰状を贈る、とかしき副大臣

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