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「自治会独自の取り組み“孤独死ゼロ作戦”、とても参考になります」。開設から7年目で利用者数延べ8万人超えの「いきいきサロン」で話しを聞く田村厚生労働大臣。

写真(2014年8月7日)

2014年8月7日
常盤平団地(千葉県松戸市)
「自治会独自の取り組み“孤独死ゼロ作戦”、とても参考になります」。開設から7年目で利用者数延べ8万人超えの「いきいきサロン」で話しを聞く田村厚生労働大臣。

 田村大臣は、団地住民の共助により孤独死防止対策に取り組む常盤平団地を視察しました。当日は、孤独死ゼロ作戦の一環として運営されている「いきいきサロン」や、「まつど孤独死予防センター」などを視察するとともに、自治会長たちと意見交換を行いました。
「いきいきサロン」は、高齢者の孤立を防ぐため、地域住民同士の交流、サークル活動などの仲間づくりといった気軽に集うことができる場所として、平成19年に開設されました。開設から7年目で利用者数が延べ8万人を超え、「利用者のなかには、認知症症状の進み方が遅くなったことで、再び一人で日常生活を過ごせるようになった方もいました」との話しがありました。それを聞いた田村大臣は、「そうですか! 家にとじこもってしまうと、結果的に要介護度が上がっていきます。なるべく外に出ていただいて、いろいろな人と接することで認知症も含めて、進み方がすこしだけ遅くなりますから。いきいきサロン、良い事業ですね。自治会独自でやっていただいているので、とても参考になります」と話しました。
 意見交換では、孤独死予防対策の普及などについて自治会長からの要望、取り組みについての説明を受けました。「この孤独死というものを減らしていくためには、自治会も含めて、各関係団体がしっかりとネットワークを組むことだと、あらためて感じさせていただきました。また、地域コミュニティが希薄化していくなかで、今回視察させていただいた「いきいきサロン」のような、住民同士の交流を促進し、互いに支え合う関係を構築していくことは、孤立、孤独を防ぐため、重要であると考えます。厚生労働省としても、常盤平団地の取り組みを含め、先進的な取り組み事例の収集、周知に努めてまいります」と、引き続き、孤立死の予防や地域支援に取り組んでいく意向を伝えました。
 また、介護保険制度の見直しに関しても触れ、「地域の特性に応じた事業を、その地域自ら取り組むという点で、地域支援事業の参考事例としても生かしていきたい」と話しました。
(社会・援護局 地域福祉課)

◇厚生労働省の介護保険制度についてはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/gaiyo/index.html

写真(2014年8月7日)
常盤平団地50周年記念の碑「幸せを呼ぶ健康長寿」には、『孤独死ゼロ作戦発祥の地』との言葉が刻まれています。

写真(2014年8月7日)
意見交換で挨拶する田村大臣

写真(2014年8月7日)
意見交換の様子

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