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夏の企画展「義肢に血が通うまで ― 戦傷病者の社会復帰と労苦 ―」を開催します。

写真(2014年7月23日)

2014年7月23日(水)〜9月15日(月)
しょうけい館(東京都千代田区)
夏の企画展「義肢に血が通うまで ― 戦傷病者の社会復帰と労苦 ―」を開催します。

 しょうけい館で、7月23日(水)から夏の企画展「義肢に血が通うまで ― 戦傷病者の社会復帰と労苦 ―」が行われます。
 戦争により負傷した戦傷病者が、慣れない義肢による職業訓練を通じて社会復帰を果たし、第二の人生を歩んだ過程とその労苦に焦点をあてた同企画展。会場には、恩賞制度の一環として支給された義肢をはじめ、仕事で使用するための作業用義手、写真、史料など、貴重な資料が並び、展示品から戦傷病者の労苦が伝わってきます。今回の企画展について「明治10(1877)年の西南戦争から、義肢が支給され、日清戦争(1894)からは皇后陛下の恩賜となり、医学も義肢も大きく進化しました。これに応えて、当時の最先端医学のリハビリテーションによって社会復帰へと努力を重ねる戦傷者の姿や、今回初めてご紹介する全く新しいコンセプトの義手など、見どころは満載です」と話す同館職員。
 戦傷病者が義肢を装着し、リハビリ、職業訓練などを経て、第二の人生を歩むまでを知ることができる同企画展。足を運んでみてはいかがでしょうか。

※しょうけい館=戦傷病者やその妻などが経験した戦中・戦後の労苦を後の世代に伝えていくため、厚生労働省が平成18年3月に開設した施設です。

■夏の企画展「義肢に血が通うまで ― 戦傷病者の社会復帰と労苦 ―」

・開催期間 7月23日(水)〜9月15日(月)まで
        ※月曜休館(祝日は開館)
・時間    AM 10:00〜PM 5:30(入館はPM 5まで)
・場所    しょうけい館1階(東京都千代田区九段南1-5-13ツカキスクエア九段下)
        地下鉄「九段下」駅6番出口から徒歩1分
・入場料  無料

◇詳細はこちら
しょうけい館HP http://www.shokeikan.go.jp/

▼問い合わせ 03-3234-7821(同館学芸課)

写真(2014年7月23日)
写真は、企画展展示より。「臨時東京第三陸軍病院での俵担ぎ徒競走」

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