フォトレポート

今年度は、65名と２団体が受賞。第63回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰で表彰状を贈る佐藤副大臣

　12月3日〜9日の障害者週間にあわせた中央行事の一つとして毎年行われている「障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」が行われました。この表彰は、自らの障害を克服して自立更生をし、他の障害者の模範となる方や、永年にわたり障害者の更生援護などの活動を行ってきた方に表彰状が贈られるものです。今年度は、自立更生者24名、更生援護功労者34名1団体、身体障害者等社会参加促進功労者7名1団体に表彰状が贈られました。
　佐藤副大臣は田村大臣の挨拶を代読し、「受賞者の方々の地域における長きにわたる地道な活動は、障害のある方々の大きな励みになるだけでなく、障害のある方への理解を深めることにも大きく寄与してきました。今後も、障害のある方々が地域で安心して生活できる社会の実現を目指し、障害者施策の一層の推進を図っていきます」と受賞者へお祝いの言葉とともに、代表者へ表彰状を贈りました。

「第22回夏季デフリンピック競技大会成績優秀者厚生労働大臣表彰式」で受賞者に表彰状を贈る佐藤副大臣

　世界的規模で行われる聴覚障害者のための国際スポーツ競技大会「夏季デフリンピック（開催日＝7月26日から8月4日。場所＝ソフィア（ブルガリア））で、優秀な成績を収め、障害者の社会参加の推進に特に顕著な功績であった方に「デフリンピック競技大会成績優秀者厚生労働大臣表彰」が贈られました。同大会には、90カ国から、2,871名が参加、日本からは219名が参加し、日ごろ鍛えた成果を発揮し、メダル獲得者26名、入賞者37名と好成績を残しました。
　佐藤副大臣は、「選手の方々は日ごろの成果を存分に発揮して力の限り戦われました。これまでの厳しい練習に耐え、そしてすばらしい功績を残されたその努力に、心から大きな拍手をおくりたいと思います。選手の方々が活躍する姿は、アスリートを目指す、障害のある方々の希望となるだけでなく、多くの国民に夢や勇気を与えるものです」と田村大臣の挨拶を代読し、受賞者へ表彰状を贈りました。