フォトレポート

2013年10月16日
厚生労働副大臣室
佐藤厚生労働副大臣とシンガポールのエイミー・コー人材開発・厚生担当上級国務相が会談しました。

　シンガポールのエイミー・コー人材開発・厚生担当上級国務相が佐藤副大臣を訪問しました。
　今回の会談では、高齢者雇用対策がテーマとなりました。佐藤副大臣は、これからの課題について、地域で高齢者の活用の受け皿を作っていくことが重要であるとの認識を示し、管理職や専門職に就いていた高齢者のマンパワーを生かす方法の必要性、シルバー人材センターの活用促進などを説明しました。そのうえで佐藤副大臣は、「年齢に関係なく、働く意思と能力があれば、しっかりと自分の力を発揮できる、『生涯現役社会』を目指していきたいというのが、政策の基本的な方向です」と伝えました。
　エイミー・コー人材開発・雇用担当上級国務相からは、シンガポールは、日本の取り組みに常に注目していて高齢者雇用対策の法制度は日本の法律を参考にしたこと、また、高齢者の社会参加において、ホワイトカラーの仕事に従事していた高齢者への再教育と技能の向上が課題であると話しました。
　日本とシンガポールが共に高齢化社会の到来を踏まえ、生涯現役社会の実現のため、一層の取り組みが必要であるとの問題意識を共有し、相互理解を深めました。
（大臣官房国際課）