厚生労働省では、１０月１日から３１日までの一ヶ月間を「がん検診受診率５０％達成に向けた集中キャンペーン月間」と定め、国民の皆様のがん検診に対する意識の高揚を図るとともに、１０月９日（土）には、東京都港区において「平成２２年度がん検診５０％推進全国大会」を開催し、がん検診の重要性をアピールしました。

大会のはじめに、外山健康局長が大臣挨拶文を代読しました。

本大会に先立ち、厚生労働省では、家庭や地域において「がん」について話し合える場をつくることを目指して、がん検診のキャッチフレーズ「がん検診　愛する家族への　贈りもの」にちなんだ体験談を公募しました。これら応募作品のうち、厳正なる審査により選考された最優秀作品に対して、厚生労働大臣表彰状が授与されました。

続いて、東京大学医学部附属病院放射線科准教授 中川恵一先生、タレントの山田邦子さんによる「がん啓発に関するクイズ＆トークショー」などが行われ、観客の方々も交えた活発なやり取りが行われました。

また、会場内では、公益財団法人日本対がん協会、一般社団法人リボンムーブメント、がん性疼痛緩和推進コンソーシアム、特定非営利活動法人ブレイブサークル運営委員会、がん検診企業アクション・パートナー企業のブース出展があり、がん検診受診率向上のための様々な啓発活動が行われました。（健康局総務課がん対策推進室）