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若年層献血意識に関する調査結果報告書:未経験者編

未経験者編



フェイスシート:地域・性別

回答者全体の36.0%が「関東甲信越」居住者で最も多く、最も少ないのは「北海道」の4.0%。
性別では「男性」33.8%に対し、「女性」が66.2%と女性の回答者が多い。
年齢は「25〜29歳」回答者が57.6%、「20〜24歳」30.8%を加えると20代が全体の9割弱を占めている。
職業は「会社員」が31.9%、次いで「その他」20.0%、「大学生・専門学校生」18.6%の順に多い。
「医療関係従事者」は6.0%、94.0%は「関係者外」。

《地域》
地域のグラフ

《性別》
性別のグラフ



フェイスシート:年齢・職業

《年齢》
年齢のグラフ

《職業》
職業のグラフ



フェイスシート:医療関係への携わり

あなたは学業及び職業で、医療関係に携わっていますか。

フェイスシート:医療関係への携わりのグラフ



献血に関しての認知程度

Q1. 献血について知っていますか(献血の種類や方法など)。

献血を「よく知っている」は全体の8.4%、「ある程度知っている」65.4%を合算した認知率は7割を超え73.8%、「知らない」は4人に1人に相当する26.2%。
職業別では「大学・専門学校生」の認知が高く、性別では女性の認知率が男性を上回っている。

献血に関しての認知程度のグラフ



献血関心度

Q2. 献血について関心がありますか。

「非常に関心がある」6.4%、「関心がある」45.8%を合算した“関心派”は52.2%で“関心派”“無関心派”がほぼ同率となっている。
女性の“関心派”は男性を約11ポイント以上上回っている。
職業別では「高校生」「大学・専門学校生」など若年層の“関心派“は59.5%、57.4%と高いが、「会社員・公務員」の“関心派”は48.0%と約10ポイント前後低い。

献血関心度のグラフ



献血に関する広報で接触したことがある媒体

Q3. 献血に関して、どのような広報媒体を見たこと(聞いたこと)がありますか。

「街頭での呼びかけ」が69.7%で第1位、次いで「献血バス」65.2%、「テレビ」60.1%の順に接触している。「街頭での呼びかけ」は「関東甲信越」で最も高く76.8%。
また「大学生・専門学校生」も73.0%と高い。
逆に最も低いのは「北海道」の60.5%、「高校生」の56.5%。「街頭での呼びかけ」「献血バス」はいずれも女性が男性を10ポイント以上上回っており女性の関心の高さが伺われる。

献血に関する広報で接触したことがある媒体のグラフ



献血の呼びかけとして効果があると思った媒体

Q4. 厚生労働省では、昨年4月より血液製剤の不足を受け、都道府県や日本赤十字社と協力して、様々な媒体を通じて献血の呼びかけを行いました。あなたが見て(聞いて)献血の呼びかけとして効果があると思われた媒体は次のうちどれですか。

「テレビ・新聞・ラジオを使った呼びかけ」が51.4%で最も多く、次いで「街頭や職場、学校等での呼びかけ」38.4%となっている。
「街頭や職場、学校等での呼びかけ」は「大学生・専門学校生」で44.6%と高いが、「高校生」では36.7%と約8ポイント低い。
最上位の「テレビ・新聞・ラジオを使った呼びかけ」は「関東甲信越」で47.2%と全地域の中で最も低い。

献血の呼びかけとして効果があると思った媒体のグラフ



献血キャンペーンに効果的だと思う媒体

Q5. 献血のキャンペーンを行う際の効果的な媒体は何だと思いますか。

効果的な媒体は圧倒的に「テレビ」で88.9%。次いで「インターネット」41.9%。
「テレビ」で「その他・専業主婦」が唯一平均を上回っての90.6%。
男女間で差が目立つのは「雑誌」で男性の16.0%に対し女性は9.1ポイント高い25.1%。

献血キャンペーンに効果的だと思う媒体のグラフ



「氷川きよし」キャンペーン起用認知

Q6. 日本赤十字社では、キャンペーンに「氷川きよし」さんを起用していますがご存じですか。

「テレビで見た」が最も高く29.3%、次いで「ポスターを見た」16.3%、他の媒体による認知は3%未満。
「氷川きよし」のキャンペーン起用を何れかの媒体で見たり聞いたりしたと回答した者の総数は、「知らない」と回答した者(46.4%)をやや上回っている。
職業別では「その他・専業主婦」の「テレビで見た」が33.7%と最も高く、地域別では「東海北陸」が15.3%と最も低い。

「氷川きよし」キャンペーン起用認知のグラフ



キャンペーンキャラクター

Q7. あなたが献血キャンペーンを企画するとしたら、著名人で誰を起用すべきだと思いますか。

上位4位は現在CMでも活躍中のタレントが占めている。

キャンペーンキャラクターのグラフ



「けんけつちゃん」認知

Q8. この度、厚生労働省では献血推進のためのキャラクター「けんけつちゃん」を作成しましたが、知っていますか。

「知っている」は3%とまだ低い中、「高校生」の認知が5.0%とやや高い。

「けんけつちゃん」認知のグラフ



献血キャンペーン認知

Q9. 献血に関するキャンペーンを知っていますか。(毎年7月:愛の血液助け合い運動 毎年1〜2月:「はたちの献血」キャンペーン)

献血キャンペーンの認知は25.9%。
性別では女性の認知が男性を約10ポイント上回っている。
職業別では「高校生」の認知が最も低い18.3%。

献血キャンペーン認知のグラフ



「HOP STEP JUMP」を配布された記憶

Q10. 平成2年から、全国の高校3年生を対象に、献血に関する普及啓発資材「HOP STEP JUMP」を配布していますが、学校で配られた記憶はありますか。

「HOP STEP JUMP」を「知らない」の割合が全体の92.9%。
高校生では、この割合は84.7%。

「HOP STEP JUMP」を配布された記憶のグラフ



エイズ検査結果非通知の認知

Q11. 献血でエイズ(HIV)検査(※)の結果はお知らせしていませんが、そのことを知っていますか。

エイズ検査の結果の通知に関し、「知っている」は全体の29.2%、「知らせていると思った」31.1%、「そもそも検査をしていることを知らなかった」39.7%となっている。
職業別では「高校生」の「知っている」が19.1%、「知らされていると思った」が26.9%と低い。
地域別では「中国・四国」の「知っている」は34.4%と高い。

エイズ検査結果非通知の認知のグラフ



献血では感染症に感染しないこと

Q12. 献血でエイズ、肝炎その他の感染症に感染することはありませんが、そのことを知っていますか。

感染しないことを認知している人は60.9%、属性別による差はあまりみられないが、なかでも「大学生・専門学校生」の認知が65.0%と「高校生」の56.8%に比べ8.2ポイントの差があり高い。

献血では感染症に感染しないことのグラフ



血液製剤の海外血液依存の認知

Q13. 血液製剤(※)は未だ海外の血液に依存していることを知っていますか。

海外に依存していることを認知している人は22.6%であった。
地域別では「関東甲信越」の認知が18.7%、また職業別では「その他・専業主婦」が19.5%と最も低い。

血液製剤の海外血液依存の認知のグラフ



献血ルームのイメージ

Q14. 献血ルームのイメージを教えてください。

「明るい」イメージは全体の18.2%、「暗い」が20.6%とネガティブイメージが僅差とはいえ、勝っている。職業別では「高校生」では「明るい」イメージが多く、性別でみると女性は「明るい」イメージが、逆に男性は「暗い」イメージが多くなっている。

献血ルームのイメージのグラフ



献血をしたことのない理由:1番

Q15. 献血したことがないのはどのような理由からですか。理由の大きい順に3つまで、その番号をお選びください。

「針を刺すのが痛くて嫌だから」(14.2%)という意見が一位、「健康上出来ないと思ったから」(11.9%)「献血を申し込んだが、基準に達しなくて断られた」(11.6%)の順になっている。
また「高校生」では16.3%が「近くに献血する場所や機会がなかったから」の理由を回答。

献血をしたことのない理由:1番のグラフ



献血をしたことのない理由:1番〜3番計

Q15. つづき

1番〜3番計になると、「針を刺すのが痛くて嫌だから」の1位は変わらないものの、「なんとなく不安だから」(27.9%)という意見や「恐怖心」(22.6%)が上位に上がってきている。
また学生に多かった意見としては「献血している所に入りづらかったから」が2割前後とやや多めである。

献血をしたことのない理由:1番〜3番計のグラフ



献血するきっかけになりうること:1番

Q16. あなたが献血するきっかけとなり得る項目を選択してください。きっかけの大きい順に3つまで、その番号をお選びください。

「献血をしているところが入りやすい雰囲気になった」との回答を献血のきっかけになりうることとして挙げている者が最も多く17.3%、次いで「近くに献血する場所ができた」(13.1%)、「針を刺すときに痛みを和らげる処置が実施された」(13.0%)の順になっている。

献血するきっかけになりうること:1番のグラフ



献血するきっかけになりうること:1番〜3番計

Q16. つづき

「献血しているところが入りやすい雰囲気になった」(33.4%)、「針を刺す時に痛みを和らげる処置が実施された」(27.6%)、「近くに献血する場所ができた」(25.7%)「献血が自分の健康管理の役に立つようになった」(25.7%)が上位にあげられている。
また学生は「献血の重要性が明確になった」が2割を超え社会人よりも割合が高い。

献血するきっかけになりうること:1番〜3番計のグラフ



資料評価:献血の必要性への理解が良くなったか

Q22. 献血に関する資料を読まれた後で次の質問にお答え下さい。
 献血の必要性への理解は良くなりましたか。

理解が良くなった(「はい」+「どちらかというとはい」)のは87.7%と、ネガティブな評価を大きく上回っている。

資料評価:献血の必要性への理解が良くなったかのグラフ



資料評価:献血に協力する気持ち

Q22. つづき
 今は献血に協力する気持ちはありますか。

今後献血に協力する気持ちが「ある」(13.0%)と、「どちらかというとある」(52.0%)を合計したポジティブ評価は65.0%と6割を超えている。
また学生のポジティブ評価は平均を超え高く、特に「高校生」は70.6%と特に高い。

資料評価:献血に協力する気持ちのグラフ



資料評価:今後の献血意向

Q22. つづき
 今後、実際に献血に行きますか。

今後献血に行く(「はい」+「どちらかというとはい」)は49.5%と約半数で、前問の“協力する気持ちがある”より約15ポイント低くなっている。
また「高校生」の間ではポジティブな評価が56.8%と、最も高かった。

資料評価:今後の献血意向のグラフ

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