厚生労働省

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ご覧の施策内容について多くの皆さまのご意見をお待ちしております。意見を送信する


このサイトは、2009年に発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)に関する情報提供のために厚生労働省が制作し、新型インフルエンザ発生時の参考資料として当面掲載しているものです。
このサイト内で「新型インフルエンザ」と記載しているものは、基本的に新型インフルエンザ(A/H1N1)を指しており、掲載している情報も主に発生当時から2011年3月31日までのものであることにご注意ください。
インフルエンザに関する最新の情報は、2011年4月1日から厚生労働省ホームページのインフルエンザ情報サイト(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/index.html)に順次掲載してまいりますので、以前の新型インフルエンザ対策関連情報サイトをお気に入り登録されている方は、ご変更をお願いいたします。

別紙 2

調査を行う場合の主なポイント

 積極的疫学調査実施要綱における調査の主なポイントについて、下記のように整理したので参考にされたい。

1. 効率的な情報収集方法について

○ 患者本人に聞き取りを行う際には、(1)本人に聞かなければ入手できない情報、(2)それ以外の手段(医療機関におけるカルテの閲覧、家族・学校の先生等への聞き取り等)で入手可能な情報等の区分を意識して効果的・効率的に実施することが重要である。

○ 症例行動調査については、患者の所属する集団(学校・施設等)や同居者との接触歴について優先的に聞き取りを行う。

○ 詳細な感染源調査については、原則として実施しない。すなわち、国内発生か海外発生かを明らかにする目的で、細部の行動歴の聞き取り等を行うことは不要である。

2.症例調査(症例基本情報・臨床情報)について

○ クラスターサーベイランスに関連した積極的疫学調査の場合には、集団発生(クラスター)に関する事項として、(1)同居者に関する情報、(2)所属する集団(学校・施設等)に関する情報、(3)受診した医療機関に関する情報等が重要である。

※ なお、入院サーベイランスに関連した症例調査の場合には、患者の重症化に関する事項として、(1)臨床症状、(2)重症化したかどうか、(3)基礎疾患の有無、(4)治療(タミフル投与の有無等)等が重要である。

3.調査票について

○ 調査時の状況により、必要に応じて聞き取り項目に優先順位を付けて実施しても差しつかえない。


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