米国産牛肉(牛舌)の混載事例に関する米国農務省の調査報告書の提出について
1 経緯米国(JBS社(旧スミスフィールド社)グリーンベイ工場)から日本向けに輸出された牛肉に、衛生証明書に記載のない牛肉(牛舌)が含まれていることを確認したため、当該施設からの輸入手続を保留し、米国農務省に対して詳細な調査結果を報告するよう要請していました(平成20年12月11日公表)。 2 概要このことについて、7月16日、米国農務省から別添(仮訳(PDF:213KB)・英文(PDF:48KB))のとおり、混載の原因及び改善措置に関する調査報告書が提出されました。 本報告書を精査したところ、再発防止を確保するための的確な改善措置がとられたことを確認したことから、本日より、JBS社グリーンベイ工場からの輸入手続の保留を解除することとしたものです。 1 原因(1)米国国内向け牛舌の箱に貼付するラベルの印刷・貼付作業の際、各製品に対応したラベル印刷用バーコードが複数記載された一覧表から、誤って日本向けの製品のバーコードを読みとり、日本向け牛舌のラベルを印刷し、米国国内向けの牛舌の箱に貼付したという人的ミスがあった。 (2)ラベルと現物が一致しているかどうか確認が行われなかった。 2 改善措置(1)日本向けの牛の内臓製品のバーコード一覧表は、品質保証部門の担当者が管理し、日本向けの内臓製品に係る作業実施時以外は撤去する。 (2)日本向けの牛の内臓製品は、日本以外の国向けの内臓製品が取り扱われない時間帯に作業するとともに、包装時に品質保証部門の担当者がラベルと現物の一致を全箱確認し、その記録を作成する。
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