厚生労働省

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定例事務次官記者会見概要

(H21.2.19(木)14:02〜14:05 省内会見場)

【広報室】

《次官会議等について》

(次官)

本日の次官会議ですけれども、厚生労働省関係では政令案が一つかかっております。「製菓衛生師法施行令の一部を改正する政令案」でして、中身は、製菓衛生師試験事務を実施する指定試験機関及び製菓衛生師養成施設に関し、必要な規定の整備を行うというものであります。私からは以上です。

《質疑》

(記者)

昨日、臨床研修制度の検討会で報告案がまとまりました。その一方で、早速なのですが、医師不足解消に本当に有効なのか、医師の質を確保できるのかという疑問点も出されていますが、次官はどのように受け止めていらっしゃいますか。

(次官)

毎年、医師数は増えておりますが、増えていながらも地域的な偏在、あるいは診療科ごとの偏在がありまして、そういう意味では、ニーズに対応する形での医師の養成がなされることは、大変重要な現下の急務であると思っております。そういう中で有識者の方々に検討いただいて一つの方向が出たわけであります。研修の質の向上という意味では、必修の研修項目と選択の研修項目を加えて、かつ、できるだけ現場経験を積ませていこうということと、都道府県ごとに一定の上限枠を設けて地域バランスを考えていこうと、2つのことを大きな柱としております。もちろん、どんな案にも、プラスもあり、マイナスもあり、この案についても意見としては様々あるのかもしれませんが、現下の仕組みの中で、現下の課題に対応する一つの案ではないかと思っております。実施に当たっては、改正の意義ができるだけ活かされるように、各医療機関、大学、大学病院含め、御協力をしてもらいたいと思っております。

(了)


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