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シルバー人材センター関係者のご意見・ご要望等一覧表 別添2

シルバー人材センター関係者のご意見・ご要望等一覧表 別添2

 本調査では、シルバー人材センターにおける取組み好事例を紹介する他、加入会員、発注者(顧客)およびセンター運営者の皆様からシルバー人材センター事業運営にかかるヒアリングを実施したので、そのご意見(主たるもの)を以下に、紹介する。

番号 属  性 関係者等のご意見・ご要望等
1 加入会員
  • 人と接することが好きなので水を得た魚のように喜んで働いている。(ふれあい喫茶「T庵」Nさん、F町)
  • 「ありがとう」「おいしかった」という利用者の声が聞けることが嬉しい(ふれあい喫茶「T庵」Aさん、F町)
  • お母さん達が買い物、お掃除や育児から解放されたいときお役にたてて、やり甲斐を感じます。(シルバーママサービス利用者、F町)
  • シルバー農園では、最初はほうれん草の収穫に包丁を使う人もいたが、リーダーの指導で今はそのようなこともなくなった。(シルバー農園リーダーNさん、U地区)
  • 「自分の家でも農業をやっているが、ここで新しい方法や技術を教えてもらって自分の畑でも応用することで本当に役に立っている。ここにきて良かったと思う。」(シルバー農園会員Sさん、U地区)
  • 「退職後の第二の人生はシルバーのお陰で充実した日々となっている。」(会員Kさん、U地区)
  • 子育て支援事業を「のびのび」などで担当しているが、お母さん方が自分で解決出来ない悩みを聞いてあげ、解消してあげている。F市は転勤族が多く、3〜4年で変わる。しかし、赤ちゃんが産まれた時など、近所に知っている人もいない中で、支援を行い大変喜ばれている。小さな子供を抱えた若い母親への支援として、保育園への送迎、掃除、小さな子供の預かりなどがある。地元の方も多いが、ここでママ友を作り、広場で悩みを話せることで救われる母親も多い。安心して預けられることもあって人気が高く、この仕事にやり甲斐を感じている。(会員Jさん、F市SC)
  • 子育て支援事業「えくぼ」を主に担当しており、週2〜3回勤務している。ここには保育園にはない良さがあり、ここのことは口コミで広がっている。自分はもともと保育士であるが、自分の経験が生かされており、いい仕事を提供して頂いてありがたい。預かった子供がミルクを飲んでくれ、笑顔をみるとやって良かったと感じる。(会員Hさん、F市SC)
  • 子育て支援事業を「日だまりの家」などで担当しているが、毎日がすごく楽しい。ここはリピーターが多いことが特徴であり、お子さんの成長が見れて嬉しい。お母さん方が感謝してくれていることが、非常に良いやり甲斐となっている。いい仕事をさせて頂いて本当に嬉しい。(会員Hさん、Jさん、F市SC)
  • ワークプラザで週一回食堂を担当しており、20食を一人で作っている。若い人と年寄りの人との嗜好の違いがあり、献立作りに悩んでいる。きれいに完食してもらったとき、大いにやり甲斐を感じる。(会員Yさん、F市SC)
  • ヘルパーの資格があり、介護を担当しているが、時には救急車を呼んだり、倒れている利用者を助けたり、大変な場面もあるが、利用者の方が、「おかげさまで歩けなかったのが歩けるようになりました。ありがとう」と感謝の声を聞くとこの仕事をやっていて良かったと思います。(会員Tさん、F市SC)
  • 病院で介護の仕事をやっていたが、ヘルパー3級、その後2級の資格をとり、介護職に就いている。7人を受け持っているが、この仕事のコツは被介護人とウマが合うかどうかである。ウマが合って頼りにされると嬉しくこの仕事をやって良かったと思う。(会員Sさん、F市SC)
  • M保育園で保育の仕事をさせて頂いています。園児たちと大切な時間を共に過ごせることは大変な部分もあるけれど、やり甲斐とパワーもいっぱいもらっています。(M保育園、I市SC))
  • 「楽しい」「元気をもらえる」「やり甲斐がある」「子供から教えられることも多い」(M保育園)
  • シルバーにいるから出会い、人とのつながりが保てる。素晴らしいところ。(M保育園、I市SC)) 
  • 感謝されることで仕事にはりができ、生きがいになっている。(M保育園、I市SC)) 
  • 仕事をすることで生き生きとさせてもらっている。(M保育園、I市SC))
  • 何もしない毎日は退屈、シルバーに入会し仲間と共に働くことで元気に頑張れる。(M保育園、I市SC) 
  • 仕事ができる喜びを実感できる。(M保育園、I市SC)
  • 仕事をすることで規則正しい生活ができ体調が良くなった。(M保育園、I市SC)
  • 訪問介護サービスを担当している。調理もやるが、訪問先で限られた食材の中で行う。短時間で掃除もこなしている。若い人は買い物に行ってから調理をやる人が多いが、シルバー人材センターから来る人は皆ベテラン主婦が多く、白菜とキャベツだけでも3〜4品作れる。介護される方も、なにより食事が楽しみなので、食事作りが大事である。利用者の意向に沿って役立つように頑張っています。(会員Sさん、M市SC)
  • 障害者支援サービスを担当している。いわゆるスクールヘルパーである。行事などがある時で、手が足りない時にアシストする。登校・下校時の移動支援を行っている。社会参加の喜びがあります。(会員Nさん、M市SC)
  • ランドリーサービスを担当しています。ランドリーサービスは近くのコインランドリーを使っている。家族が遠く離れている状況で、利用者は孤立しているため、コミュニケーションをとりながらやっています。また、出来るだけ本人の意見を聞きながらやっています。利用者の「待っていたよ。」の一言が支えとなっている。(会員Mさん、M市SC)
  • ちょこっと手助けサービスで家事援助を担当しています。要支援1の介護度で、軽度の認知症の方の話相手になっています。週一回のサービスで3人を受け持っています。やすらぎ支援事業も担当しています。こちらは家族がいても、日中はひとりなので、話相手になっています。本人は勿論、家族の方にも喜んでもらっています。(会員Kさん、S市SC)
  • ちょこっと手助けサービスで、知的障害のある方の話相手になっています。また、高齢者の方のお買い物やゴミ出しも行っています。利用者の皆さんが困っているときに手助けしてあげることで「ありがとう」と言われることが生きがいです。(会員Sさん、S市SC)
  • 「親子のひろば のび〜すく」で働いています。子育てに疲れたときや、一緒に子育てする仲間が欲しいとき、友達と遊びたい子供の仲間がほしいとき、など小さな子供とお父さんお母さんなど、みんなが子供を遊ばせながら、出会った人たちとほっと一息つけるような場所です。ここでは子供の成長が見られることで、とてもやり甲斐があります。(会員HさんS市SC)
  • シルバー堆肥コンポを使ってかんぴょう栽培を開始して5年目になるが、本年から研修会への参加やコーディネータのアドバイスにより、品質の良いかんぴょうが、生産できるようになり、喜んでいる。来年は今年の反省点を班で検証して取り組みたい。(会員Sさん、K市SC)
  • シルバーM班でニンニク・かんぴょうを栽培した。安全、安心な栽培の仕方を研修会で学べたことが非常に役だった。来年も消費者に喜んでもらえる品物を作っていきたい。(会員Iさん、K市SC)
  • 各種のイベントや公民館活動で、布ぞうきん作成や凧作りの講師をシルバー会員の仲間5、6人でしています。準備をして講習会に臨み、受講者の殆どの方が熱心に学ばれていますが、どうしてもその場限りとなってしまい、学んだ成果を地域で生かせるようになったらと考えます。(会員Yさん、K市SC)
2 利用者
  • 安くておいしく、対応も親切で良く利用しています。(ふれあい喫茶「椿庵」利用者、F町)
  • 利用しやすい金額です。(シルバーママサービス利用者、F町)
  • もっと沢山の方に知ってもらい、利用者が増えると子供達も楽しいと思います。(シルバーママサービス利用者、F町)
  • 親子ともに楽しめるように工夫されていると思いました。(シルバーママサービス利用者、F町)
  • リンゴ園に人材を送り出しいただき心から感謝しています。皆さん明るく前向きな姿勢そして最高のチームワークでがんばっていただいたおかげでわずか3日間で終わらせることができました。(利用者Xさん、U地区)
  • お客様の「美味しかった」の一言は何よりの励みです。(農園芸グループ)
  • 健康の秘訣はとにかく食べることだが、シルバー人材センターの訪問介護員の方は調理がうまく本当に感謝しています。(M市)
  • 現在3名のヘルパーさんが交代で面倒を見ているが、いずれの方にも「大変感謝している」との声を聞くことが出来た。(利用者Sさん、M市SC)
  • ここでは利用者の母親世代の人たちが、面倒を見てくれるため、子供の相談とか、パパとのかかわり方など、幼稚園では相談出来ない様々なことが相談出来る。また、紙芝居や、昔ながらのわらべ歌など、シルバーの会員さんが一生懸命で、研究熱心であり、常に勉強する姿勢が伺えてとても尊敬しています。(利用者Aさん、S市SC)
  • 会員所有地や耕作放棄になりつつある農地など、生産資源の有効活用が図られている。また、全国的なシルバーネットワークを活用した販売経路の開拓は安心な取引に発展する期待が持てる。(利用者Fさん、K市SC)
  • 過剰農薬散布を気にせず、安心して食べられ、また規格サイズを気にせず、育成した新鮮で美味しい野菜を作れるのは、シルバー人材センターの会員であればこそできる事業だと思います。健康が何よりと感じている会員の就業の場が広がり、特産品が食べられるという特典もあるいい事業だと思います。(利用者Tさん、K市SC)
  • 地域の特産品である「かんぴょう」を作り、販売するというまさに地産地消を実施されていて大変有意義なことと思います。(利用者Sさん、K市SC) 
3 センター運営者
  • 事業仕分けで事務局の経費が1/3カットされ困っている。県内16,000名、当センターでも347名の会員の支援をするのは全て事務局であり、ここが弱体化するとシルバー人材センターの仕事を支えることは難しい。これについては会員の活用も考えられるが、既存の会員のうちから選任することに対する不公平感や、会員として勤務させる場合の報酬等の関係もあり難しい。(F町SC)
  • 平成22、23年度2年間で補助金は1,380万円削減され、事業実績も低下し、800万円の赤字決算となった。このため自主財源を見直す必要性に迫られている。運営費の削減1,100万円、平成24年度会費を1,700円から3,500円に引き上げせざるを得ず、平成25年度事務費も8%から10%に値上げとなった。就業開拓努力も実施しているが、経営健全化のためには、削減された補助金の復活が必要であり、ご検討願いたい。また、広域加算金が切られるときは、このようなやりかたでやれというデザインの提示が望まれる。(U地区)
  • 社会保障制度改革国民会議は介護の「要支援」を介護制度から切り離し、市町村の裁量で行う事業へ移行する提案がなされているが、そうなった場合はこれまでの事業が継続できるか不安である。よって「要支援1,2」については従来どおりの取り扱いとして欲しい。(F市SC)
  • 一般労働者派遣事業は、派遣契約期間は一年間(最大3年間)なっているが、このため多くの就業機会を失う状況となっている。3年で終わるのではなく、延長出来るようなものとして欲しい。(F市SC、I市SC)
  • 事業仕分けで削除された補助金を復活して欲しい。(I市SC)
  • 最近は隣近所が疎遠になったように思われる。高齢者の孤立化だけではなく、子育てにおいても相談出来る人がおらず、このように困っている人たちを繋ぐ地域のネットワークが必要である。行政はこのネットワークの形成に関して、もっと力を入れるべきで、シルバー人材センターも、既存の諸組織との連携を密にすることで、地域社会のネットワークの再編を図ることが必要と思う。(S市SC)
  • 高齢化が急速に進行する中、シルバー人材センターは今後どうあるべきかの方針を国としてもっとはっきりと打ち出すべきである。そうしないとシルバー人材センターがどの方向に進もうとしているかがはっきりせず、明確な方針が打ち出せない。(K市SC)

注)ご意見等は、主たる意見を記載。

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