厚生労働省

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平成21年8月27日

政策統括官付政策評価官室

(担当) 室長補佐 安里・廣井

(電話) 03-3595-2160(内線7773・7782)

大臣官房総務課

(担当) 課長補佐 竹野・川端

(電話) 03-3595-3038(内線7982・7108)

質の行政改革の取組内容を決定

厚生労働省では、このたび、「質の行政改革」の取組内容として、(1)国民の皆様へのサービスの質を向上させる取組と、(2)業務の効果的・効率的実施を確保するための取組を合わせて5つ選定し、2009年秋に集中的に実施することとしました。9月中に取組に係る具体的な改善内容を定め、10月〜12月に改革を実施します。

1 「質の行政改革」とは

「今後の行政改革は、コスト削減を目指す『量の改革』とともに、国民の満足度を高める『質の改革』を重視する」との総理発言を受け、国民生活の視点で行政サービスの生産性向上を図り、国民の満足度を高めるための業務改革(以下「質の行政改革」という。)を政府全体として進めるものです。

2009年度は初動の年であり、9月末までに改革計画を策定し、10月から12月までの3ヶ月間にその改革計画を実施することとされています。その後、2010年度の本格実施、2011年度以降の定着につなげます。

2 取組内容(詳細は別紙参照)

厚生労働省では、「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の提言等を踏まえ、本年2月24日に公表した「厚生労働省改革の工程表」(同年4月28日改定)に基づき、改革を進めていますが、今般、政府全体として「質の行政改革」を進めることとされたことを踏まえ、その取組内容として以下の[1]〜[5]を選定しました。

[1]〜[3]により、国民に対するサービスの質を直接的に向上させるとともに、[4]・[5]を通じて、全職員に対し、日々業務を改善していくという意識の普及を図り、業務の効果的・効率的実施を確保し、国民の満足度を高めたいと考えています。

(1)国民に対するサービスの質を向上させる取組

[1] 労災保険の窓口業務等の改善

[2] 雇用調整助成金等の支給事務の迅速化

[3] 厚生労働省ホームページの改善

(2)バックオフィス、企画立案業務における業務の効果的・効率的実施を確保するための取組

[4] PDCAサイクルの徹底

[5] 課室における4S(整理、整頓、清掃、習慣化)の徹底

3 「質の行政改革」の推進体制

現在の厚生労働省改革は、事務次官を主査とする省内改革推進プロジェクトチーム等を中心として進めています。

これに加えて「質の行政改革」を進めるに当たり、省内に政策評価審議官を主査とし、本省の若手職員や地方組織の職員計20名をメンバーとする「国民の満足度を高めるための業務改革推進チーム」を設置しました。

同チームにおいて、職場や職務にとらわれず、様々な立場から意見を出し、検討をした結果、上記の5つの取組を選定したものです。

今後は、同チームが推進役となり、省内改革推進プロジェクトチーム等と連携・協力しながら、「質の行政改革」の取組を進めます。


(別紙)

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以下の5つの取組により、「質の行政改革」を実施。

(各取組の詳細は次ページ以降を参照)

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(※)9月中に各取組の進め方に関する計画(業務工程改革計画)を策定し、10月〜12月で実施

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※ 平成22年度以降の取組については、引き続き検討

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※申請件数の多い労働局をモデル的に選定して実施予定

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業務の進め方を見直し、厚生労働省ホームページの改善を実現します。

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日々の業務において、計画を立て、実行に移し、原因分析などを行い、次の改善につなげていく、PDCAサイクルを徹底し、業務を効果的・効率的に実施します。

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必要な書類・情報・モノがすぐに取り出せる環境を整備・維持し、業務の効率をUPさせます。

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