厚生労働省

  • 文字サイズの変更
  • 小
  • 中
  • 大

厚生労働省

厚生労働省発表

平成20年11月27日



厚生労働省労働基準局監督課

労働条件確保改善対策室

室長平塚志郎

室長補佐知之

電話03−5253−1111(内線5543)

03−3502−5308(夜間直通)

「労働時間相談ダイヤル」(11月22日)における相談受理結果

全国で879件の相談が寄せられ、主な相談内容としては、長時間労働に関するもの(320件)、賃金不払残業に関するもの(400件)であった。(別紙参照)

厚生労働省では、依然としてみられる長時間労働や、これに伴う問題の解消を図るため、11月を「労働時間適正化キャンペーン」期間として、集中的に啓発活動を実施しており、その一環として、11月22日(土)に各都道府県労働局において、全国一斉で無料の「労働時間相談ダイヤル」を実施した。

厚生労働省としては、今後とも、「過重労働による健康障害防止のための総合対策」(参考1(PDF:152KB))に基づき、過重労働による健康障害防止を図るとともに、「賃金不払残業総合対策要綱」(参考2(PDF:113KB))に基づき、賃金不払残業の解消を図ることとしている。

なお、相談のあった事案のうち、問題があると認められる事案については、監督指導等により的確に対応しているところである。


別紙

「労働時間相談ダイヤル」に寄せられた相談の概要

相談件数879件平成19年度の相談件数818件

労働者本人からの相談502件(57.1%)

労働者の家族からの相談304件(34.6%)

主な相談内容

長時間労働に関するもの320件(36.4%)

このうち、1か月の総残業時間について、

100時間を超えるというもの137件

80時間以上100時間未満というもの59件

賃金不払残業に関するもの400件(45.5%)

このうち、

残業手当が一切支払われないというもの176件

残業手当が一律カットされるというもの58件

残業手当が定額払いというもの53件

労働時間管理が不適切というもの71件

労働基準法上の管理監督者の取扱いに関するもの22件(2.5%)

相談受理結果の詳細(PDF:71KB)

寄せられた相談事例(PDF:87KB)

PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。
Adobe Readerは無料で配布されています。(次のアイコンをクリックしてください。) Get Adobe Reader


トップへ