「昭和の日」記念イベントの開催
開 催 趣 旨

本年から、激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日として、4月29日が国民の祝日「昭和の日」と定められたことから、当館に於いてもこの日にちなんだイベントを次のとおり開催することといたしました。

1 記念展示(昭和館2階広場) 「新聞から見た昭和」

昭和天皇の即位より戦前は「天長節」、戦後は「天皇誕生日」であった4月29日が、平成に入って「みどりの日」とされていましたが、本年より「昭和の日」として新たな「日本国の国民の祝日」に制定されました。初めての「昭和の日」を迎えるにあたり、「昭和」という時代はどのような時代であったのか、昭和天皇の即位から崩御までを、新聞紙面を通して振り返ります。

【展示記事】

西暦 月日 出来事(「記事見出し」)
大正15 (1926) 12/25 大正「天皇陛下崩御」
昭和 6 (1931) 9/19 満州事変(「日支両軍激戦を継続 我軍奉天城内に入る」)
12 (1937) 7/8 蘆溝橋事件(「日支両軍北平で交戦 支那兵突如不法発砲」)
13 (1938) 3/25 「国家総動員法成立」
16 (1941) 12/9 太平洋戦争(「ハワイ沖で日米海戦」)
20 (1945) 8/8 広島へ原子爆弾投下(「B29新型爆弾を使用」)
    8/11 長崎へ原子爆弾投下(「長崎にも新型爆弾」)
    8/15 ポツダム宣言受諾(「四国宣言を受諾」)
21 (1946) 11/3 日本国憲法の公布(「民主日本の聖典・新憲法公布」)
26 (1951) 9/8 サンフランシスコ平和条約(「歴史的講和調印終る」)
「日米安全保障条約調印」
31 (1956) 12/13 「日本の国連加盟決る」
35 (1960) 1/20 「日米新安保条約に調印」
39 (1964) 10/10 「東京五輪きょう開会式」
46 (1971) 6/18 「沖縄、4半世紀ぶり復帰」
64 (1989) 1/7 昭和「天皇陛下崩御」
2 特別上映(昭和館1階ニュースシアター) 「映像から見た昭和の顔」

昭和館では昭和36年頃までのニュース映画を多数収蔵しており、ニュースシアターにおいて随時公開してきました。今回「昭和の日」を記念して、皇室・政治家・文化人・芸能人・スポーツ選手の中から昭和史に残る著名な人物にスポットをあてたニュース映画を特別上映することといたしました。昭和という時代に活躍し、多くの国民が関心を寄せていた「人物」の映像を通して「昭和」という時代を振り返ります。

【構成概要】

1.皇 室 昭和天皇・皇后陛下・皇太子殿下(当時)・美智子妃殿下(当時) ほか
2.政治家 東条英機・吉田茂・鳩山一郎・池田勇人 ほか
3.文化人 山下清(画家)・升田幸三(棋士)・大山康晴(棋士)・黒澤明(映画監督)・手塚治虫(漫画家)ほか
4.芸能人 田中絹代(女優)・美空ひばり(歌手)・中村雁治郎(歌舞伎)・トップライト(漫才) ほか
5.スポーツ 力道山(プロレス)・長嶋茂雄(プロ野球)・大鵬(相撲)・柏戸(相撲) ほか
 ※ 昭和の日記念プログラムは5月4日(金)まで上映します
3 「昭和の日」当日の4月29日は、常設展示室(有料)を入場無料といたします
【会 期】 平成19年4月28日(土)〜4月30日(月)
【会 場】 昭和館
【開館時間】 10:00〜17:30(入館は17:00まで)
【休館日】 毎週月曜日(ただし4月30日は開館)
【所在地】 〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-1
【問い合わせ】 TEL 03-3222-2577 FAX 03-3222-2575
【交通(電車)】 地下鉄【九段下駅】から徒歩1分(東西線・半蔵門線・都営新宿線4番出口)
J R 【飯田橋駅】から徒歩約10分
【交通(車)】 首都高速西神田ランプから約1分
【ホーム・ページ】 http://www.showakan.go.jp
【その他】 有料駐車場有り(普通乗用車のみ・1時間200円)

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