平成16年

国民健康・栄養調査結果の概要


健康局総務課生活習慣病対策室


電話03−5253−1111

内線2345



I  調査の概要


1.  調査の目的
 この調査は、健康増進法(平成14年法律第103号)に基づき、国民の身体の状況、栄養素等摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的とする。


2.  調査対象及び客体
 調査の対象は、平成16年国民生活基礎調査において設定された調査地区内の世帯の世帯員で、平成16年11月1日現在で満1歳以上の者とした。
 調査の客体は、平成16年国民生活基礎調査において設定された調査地区から、層化無作為抽出した300単位区内の世帯及び世帯員とした。ただし、うち2単位区は、平成16年10月に発生した新潟県中越地震の影響により、調査が不能であった。
 調査実施世帯数は、3,421世帯であり、集計客体数は下記のとおりである。


総数 総数 1-6歳 7-14歳 15-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
身体状況調査 7,689 467 664 370 663 950 894 1,217 1,267 1,197
 血液検査 3,932 - - - 308 527 519 773 940 865
栄養摂取状況調査 8,762 520 770 435 803 1,124 1,045 1,374 1,368 1,323
生活習慣調査 9,345 555 807 476 876 1,203 1,120 1,484 1,427 1,397

男性 総数 1-6歳 7-14歳 15-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
身体状況調査 3,556 242 365 200 298 420 390 544 572 525
 血液検査 1,549 - - - 118 176 170 284 406 395
栄養摂取状況調査 4,135 263 419 239 353 525 480 649 631 576
生活習慣調査 4,428 286 432 256 395 560 520 707 664 608

女性 総数 1-6歳 7-14歳 15-19歳 20-29歳 30-39歳 40-49歳 50-59歳 60-69歳 70歳以上
身体状況調査 4,133 225 299 170 365 530 504 673 695 672
 血液検査 2,383 - - - 190 351 349 489 534 470
栄養摂取状況調査 4,627 257 351 196 450 599 565 725 737 747
生活習慣調査 4,917 269 375 220 481 643 600 777 763 789


3.  調査項目
1) 身体状況調査票
  ア. 身長、体重 (満1歳以上)
  イ. 腹囲 (満15歳以上)
  ウ. 血圧 (満15歳以上)
  エ. 血液検査 (満20歳以上)
  オ. 1日の運動量〈歩行数〉 (満15歳以上)
  カ. 問診〈服薬状況、運動〉 (満20歳以上)
2) 栄養摂取状況調査票(満1歳以上)
 世帯員各々の食品摂取量、栄養素等摂取量、食事状況〈欠食・外食等〉
3) 生活習慣調査票(満1歳以上)
 食生活、身体活動・運動、休養(睡眠)、飲酒、喫煙、歯の健康等に関する生活習慣全般を把握した。特に平成16年調査では、「歯の健康」及び「健康日本21中間評価事項」を重点項目とした。なお、1〜14歳は「歯の健康」に関する項目のみとした。


4.  調査時期
1) 身体状況調査 平成16年11月
2) 栄養摂取状況調査 平成16年11月の特定の1日(日曜日及び祝日は除く)
3) 生活習慣調査 栄養摂取状況調査日と同日


5.  調査方法
1) 身体状況調査 調査対象者を会場に集めて、調査員である医師、管理栄養士、保健師等が調査項目の計測及び問診を実施した。
2) 栄養摂取状況調査 世帯毎に調査対象者が摂取した食品を秤量記録することにより実施し、調査員である管理栄養士等が調査票の説明、回収及び確認を行った。
3) 生活習慣調査 留め置き法による自記式質問紙調査を実施した。


6.  調査系統
 調査系統は次のとおりである。
 厚生労働省−都道府県・政令市・特別区−保健所−国民健康・栄養調査員


この調査結果に掲載している数値は、四捨五入のため、内訳合計が総数に合わないことがある。



II  結果の概要

第1部  体型及びメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況

1.  体型の状況
 男性では、いずれの年齢階級においても、肥満者の割合が20年前(昭和59年)、10年前(平成6年)に比べて増加しており、30〜60歳代男性の約3割が肥満。
 女性では、20〜40歳代で低体重(やせ)が増加しており、20歳代の約2割が低体重(やせ)。
 平成16年の結果においては、30〜60歳代男性、60歳代女性の約3割に肥満がみられた。男性では30〜60歳代まで肥満者の割合がほぼ横ばいであるのに対し、女性では60歳代まで年齢とともに肥満者の割合が高くなっていた。一方、低体重(やせ)の者の割合は、20歳代女性で約2割であった。
 また、20年前(昭和59年)及び10年前(平成6年)に比べ、肥満者の割合は、男性ではいずれの年齢階級においても増加していたが、女性では20〜50歳代で減少していた。一方、低体重(やせ)の者の割合は、女性の20〜40歳代で増加していた。

図1  肥満者(BMI≧25)の割合(20歳以上)
図1 肥満者(BMI≧25)の割合(20歳以上)男性 図1 肥満者(BMI≧25)の割合(20歳以上)女性


図2  低体重(やせ)の者(BMI<18.5)の割合(20歳以上)
図2 低体重(やせ)の者(BMI<18.5)の割合(20歳以上)男性 図2 低体重(やせ)の者(BMI<18.5)の割合(20歳以上)女性

肥満度:BMI(Body Mass Index)を用いて判定
BMI=体重[kg]/(身長[m])2により算出
BMI <18.5  低体重 (やせ)
18.5≦ BMI <25  普通体重 (正常)
BMI ≧25  肥満
(日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会,2000年)

(参考)「健康日本21」の目標値(2010年)
20歳代女性のやせの者  15%以下
20〜60歳代男性の肥満者  15%以下
40〜60歳代女性の肥満者  20%以下


2.  BMIと腹囲計測による肥満の状況
 30歳代以上の男性の約3割が上半身肥満の疑い。
 内臓脂肪型肥満の診断基準の一つである上半身肥満が疑われる者の割合は、20歳以上の総数で男性の29.3%、女性の14.2%であった。
 また、男性では30歳代以上の約3割に、女性では60歳代以上の約2割に上半身肥満が疑われた。

図3  BMIと腹囲計測による肥満の状況(20歳以上)
図3 BMIと腹囲計測による肥満の状況(20歳以上)男性

図3 BMIと腹囲計測による肥満の状況(20歳以上)女性

(参考)内臓脂肪型肥満の診断基準:
 ・
BMI25以上で、 男性のウエスト周囲径85cm以上、
女性のウエスト周囲径90cm以上を上半身肥満の疑いとする。
 ・ 上半身肥満の疑いと判定され、腹部CT法による内臓脂肪面積100cm以上(男女とも)を内臓脂肪型肥満と診断する。(日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会、2000年)

 ※ 国民健康・栄養調査の「腹囲」は、「立位のへその高さ」で計測したが、ウエスト周囲径と計測位置は同じである。


3.  メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者と予備群と考えられる者を併せた割合は、男女とも40歳以上で特に高い。
 40〜74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群と考えられる者。
 20歳以上において、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者の割合は、男性23.0%、女性8.9%、予備群と考えられる者の割合は、男性22.6%、女性7.8%と、いずれも男性で高くなっていた。
 また、強く疑われる者の割合は、男性では40〜50歳代で約2割、60歳以上で約3割であり、強く疑われる者に予備群と考えられる者を併せた割合は、男性では30歳代の約20%から40歳代で40%以上、女性では30歳代の約3%から40歳代で10%以上と、男女とも40歳以上で特に高くなっていた。
 40〜74歳でみると、強く疑われる者の割合は、男性25.7%、女性10.0%、予備群と考えられる者の割合は、男性26.0%、女性9.6%であり、40〜74歳男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群と考えられる者であった。

図4  メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)
図4 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)男性

図4 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)女性

各年代のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者と予備群と考えられる者について、平成16年10月1日現在推計の男女別、年齢階級別の40-74歳人口(全体約5,700万人中)を用い、それぞれ該当者、予備群として推計したところ、40〜74歳におけるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者数は約940万人、予備群者数は約1,020万人、併せて約1,960万人と推定される。

“メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の疑い”の判定
 国民健康・栄養調査の血液検査では、空腹時採血が困難であるため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準項目である空腹時血糖値及び中性脂肪値により判定することは不可能である。したがって、本報告における判定は以下の通りとした。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者
 腹囲が男性85cm、女性90cm以上で、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち2つ以上の項目に該当する者。
 ※ “項目に該当する”とは、下記の「基準」を満たしている場合、かつ/または「服薬」がある場合とする。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予備群と考えられる者
 腹囲が男性85cm、女性90cm以上で、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち1つに該当する者。
表

(参考: 厚生労働科学研究 健康科学総合研究事業「地域保健における健康診査の効率的なプロトコールに関する研究〜健康対策指標検討研究班中間報告〜」 平成17年8月)
 ※ 老人保健事業の健康診査では、ヘモグロビンA1c値5.5%以上を「要指導」としているため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の疑いに関する判定項目である血糖を“ヘモグロビンA1c値5.5%”とした。

(参考) メタボリックシンドロームの診断基準
(日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本肥満学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会、2005年4月)
(※上記との比較のため、記載方法を一部変更し、上記とほぼ同様の様式とした。)
メタボリックシンドローム
 内臓脂肪(腹腔内脂肪)蓄積に加え、下記の2つ以上の項目に該当する場合。
 ※ “項目に該当する”とは、下記の「基準」を満たしている場合、かつ/または「服薬」がある場合とする。
表
CTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい。
ウエスト径は立位、軽呼気時、臍レベルで測定する。脂肪蓄積が著明で臍が下方に偏位している場合は肋骨下縁と前上腸骨棘の中点の高さで測定する。
メタボリックシンドロームと診断された場合、糖負荷試験が薦められるが診断には必須ではない。
糖尿病、高コレステロール血症の存在はメタボリックシンドロームの診断から除外されない。

(参考)
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の疑いの判定方法については、現時点において決定的なものではない。
 本報告においては、糖尿病実態調査(厚生労働省:平成9年、平成14年)において、ヘモグロビンA1c値5.6%以上6.1%未満を「糖尿病の可能性を否定できない人」として集計していることから、基準の血糖を“ヘモグロビンA1c5.6%”とした場合についても、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況を示す。

図5  メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)
(血糖リスク:ヘモグロビンA1c値5.6%以上の場合)
図5 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)(血糖リスク:ヘモグロビンA1c値5.6%以上の場合)男性

図5 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況(20歳以上)(血糖リスク:ヘモグロビンA1c値5.6%以上の場合)女性


4.  腹囲区分別、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを有する状況
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準の1つである腹囲が男性85cm、女性90cm以上の者は、未満の者に比べ、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを2つ以上有する割合が高い。
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準の1つである腹囲が男性85cm、女性90cm以上の者は、未満の者に比べ、いずれの年齢階級においても、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の疑いの判定項目である、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを2つ以上有する割合が高かった。
 また、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを2つ以上有する割合は、男女とも年齢とともに増加していた。

図6  腹囲区分別、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを有する割合(20歳以上)
図6 腹囲区分別、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを有する割合(20歳以上)男性

図6 腹囲区分別、血中脂質、血圧、血糖のいずれかのリスクを有する割合(20歳以上)女性



第2部  生活習慣に関する状況

1.  喫煙の状況
 現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性では30歳代が最も高く約6割、20、40、50歳代で約5割、女性では20〜30歳代で最も高く約2割。
 現在習慣的に喫煙している者の割合は、男性で約4割、女性で約1割であり、男性では30歳代が最も高く約6割、20、40、50歳代で約5割、女性では20〜30歳代で最も高く約2割であった。
 また、男性において過去習慣的に喫煙していた者の割合は、年齢とともに高くなっていた。

図7  喫煙の状況(20歳以上)
図7 喫煙の状況(20歳以上)男性

図7 喫煙の状況(20歳以上)女性

現在習慣的に喫煙している者:
  これまで合計100本以上又は6ヶ月以上たばこを吸っている(吸っていた)者のうち、「この1ヶ月間に毎日又は時々たばこを吸っている」と回答した者
過去習慣的に喫煙していた者:
  これまで合計100本以上又は6ヶ月以上たばこを吸っている(吸っていた)者のうち、「この1ヶ月間にたばこを吸っていない」と回答した者
喫煙しない者:
  「まったく吸ったことがない」又は「吸ったことはあるが、合計100本未満で6ヶ月未満である」と回答した者


2.  歯の本数とかんで食べる時の状況
 40歳以上において、歯の本数が20本以上の者は19本以下の者に比べ、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合が高い。
 40歳以上において、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合は、歯の本数が20本以上の者では約8割である一方、歯の本数が19本以下の者では約5割であり、歯の本数が20本以上の者は19本以下の者に比べ、いずれの年齢階級においても、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合が高かった。

図8  歯の本数区分別、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合(40歳以上)
図8 歯の本数区分別、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合(40歳以上)男性

図8 歯の本数区分別、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合(40歳以上)女性

30歳代以下においては、歯の本数が19本以下の者が少ないことから、歯の本数に関する比較は困難である。


3.  喫煙習慣と歯の状況
 40歳以上の男性においては、現在習慣的に喫煙している者は喫煙しない者に比べ、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合及び歯の本数が20本以上の者の割合が低い。
 「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合は、年齢とともに低くなっており、現在習慣的に喫煙している者は喫煙しない者に比べ、40歳以上のいずれの年齢階級においても低かった。
 また、歯の本数が20本以上の者の割合も年齢とともに低くなっており、現在習慣的に喫煙している者は喫煙しない者に比べ、40歳以上のいずれの年齢階級においても低かった。

図9  喫煙習慣別、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合(40歳以上)
図9 喫煙習慣別、「何でもかんで食べることができる」と回答した者の割合(40歳以上)男性


図10  喫煙習慣別、歯の本数が20本以上の者の割合(40歳以上)
図10 喫煙習慣別、歯の本数が20本以上の者の割合(40歳以上)男性

女性においては、現在習慣的に喫煙している者の割合が少ないことから、喫煙習慣別の比較は困難である。


4. 運動習慣の状況
 運動習慣のある者の割合は、成人の男性で約3割、女性で約2.5割。
 運動習慣のある者の割合が高いのは、男性では60歳以上、女性では50歳以上、一方、その割合が低いのは、男性の20〜50歳代、女性の20〜40歳代。
 平成16年の結果では、運動習慣のある者(1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している者)の割合は、男性の60歳代以上で高く、男性の20〜50歳代、女性の20〜40歳代で低かった。
 また、運動習慣のある者の割合の年次推移をみると、単年では、ばらつきがあるものの、経年的な傾向としては男女とも総数ではほぼ横ばいである。年齢階級別にみると、男性の60歳以上、女性の50歳以上で高く、その他の比較的若い年齢層で低い傾向が続いている。

図11  運動習慣のある者の割合(20歳以上)
図11 運動習慣のある者の割合(20歳以上)


図12  運動習慣のある者の割合の年次推移(20歳以上)
図
図12 運動習慣のある者の割合の年次推移(20歳以上)男性 図12 運動習慣のある者の割合の年次推移(20歳以上)女性

運動習慣のある者:
   1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している者

 (参考)
「健康日本21」の目標値(2010年)
 運動習慣者の割合  男性 39%以上
 女性 35%以上


5.  朝食の欠食率
 朝食の欠食率は、平成11年以降、全体的に男女とも増加しており、特に男女とも20歳代で最も高く、男性で約3割、女性で約2割。
 20歳代の一人世帯に限った朝食の欠食率は、男性で約7割、女性で約3割。
 朝食の欠食率は、特に男女とも20歳代で最も高く、男性で34.3%、女性で22.0%であり、その後、年齢とともに低くなっていた。
 一人世帯に限った朝食の欠食率は、男性の20歳代で65.5%、30歳代で41.4%であり、女性の20歳代で29.0%であった。

図13  朝食の欠食率の年次推移(1歳以上総数)
図13 朝食の欠食率の年次推移(1歳以上総数)


図14  朝食の欠食率(1歳以上)
図14 朝食の欠食率(1歳以上)


図15  朝食の欠食率−全体と一人世帯−(20歳以上)
図15 朝食の欠食率−全体と一人世帯−(20歳以上)男性 図15 朝食の欠食率−全体と一人世帯−(20歳以上)女性

本調査での「欠食」は以下3つの場合の合計である。
(1) 何も食べない(食事をしなかった場合)
(2) 菓子、果物、乳製品、し好飲料などの食品のみ食べた場合
(3) 錠剤・カプセル・顆粒状のビタミン・ミネラル、栄養ドリンク剤のみの場合

(参考)「健康日本21」の目標値(2010年)
 朝食の欠食率 20、30歳代男性 15%以下



第3部  栄養素等摂取、食品群別摂取の状況

1.  食塩摂取量
 食塩を1日当たり10g以上摂取している者の割合は、成人の5割以上。
 成人の5割以上の者が、食塩を1日10g以上摂取していた。
 また、成人の1日当たりの食塩摂取量の平均値は、11.2g(男性12.1g,女性10.5g)であった。

図16  食塩摂取量の分布(20歳以上総数)
図16 食塩摂取量の分布(20歳以上総数)


図17  食塩摂取量(20歳以上)
図17 食塩摂取量(20歳以上)


図18  食塩摂取量の年次推移(1歳以上総数)
図18 食塩摂取量の年次推移(1歳以上総数)

食塩摂取量(g)=ナトリウム(mg)×2.54/1,000

平成12年までは四訂日本食品標準成分表、平成13年からは五訂日本食品標準成分表を用いて算出している。

(参考) 「健康日本21」の目標値(2010年)
 食塩摂取量 成人10g未満


2. エネルギーの栄養素別摂取構成
 脂肪からのエネルギー摂取が25%を超えている者の割合は、成人で男性約4割、女性約5割。
 脂肪からのエネルギー摂取が25%を超えている者の割合は、成人で男性の約4割、女性の約5割であり、うち男性の約2割、女性の約2.5割が30%を超えていた。

図19  脂肪エネルギー比率の分布(20歳以上)
図19 脂肪エネルギー比率の分布(20歳以上)総数
図19 脂肪エネルギー比率の分布(20歳以上)男性 図19 脂肪エネルギー比率の分布(20歳以上)女性


図20  エネルギーの栄養素別摂取構成比の年次推移(1歳以上総数)
図20 エネルギーの栄養素別摂取構成比の年次推移(1歳以上総数)


図21  エネルギーの栄養素別摂取構成比(1歳以上)
図21 エネルギーの栄養素別摂取構成比(1歳以上)男性 図21 エネルギーの栄養素別摂取構成比(1歳以上)女性

脂肪エネルギー比率:
 脂肪からのエネルギーの摂取割合

(参考)第6次改定日本人の栄養所要量−食事摂取基準−
 脂肪エネルギー比率 1〜17歳 25〜30% 18歳以上 20〜25%

(参考) 「健康日本21」の目標値(2010年)
脂肪エネルギー比率 20〜40歳代 25%以下


3.  野菜摂取量
 野菜摂取量は、年齢とともに増加していたが、最も摂取量の多い60歳代においても、平均で303.5g。
 野菜類の摂取量の成人全体における平均では266.7g、最も多い60歳代の平均で303.5gであり、また、男女とも20〜40歳代で少なかった。

図22  野菜類摂取量(20歳以上)
図22 野菜類摂取量(20歳以上)総数

図22 野菜類摂取量(20歳以上)男性

図22 野菜類摂取量(20歳以上)女性

( )内は、「緑黄色野菜」及び「その他の野菜(野菜類のうち緑黄色野菜以外)」摂取量の合計。

(参考) 野菜類摂取量に対する気象条件の影響
 調査時期である平成16年11月は台風などの気象の影響により、生鮮野菜の価格は例年よりもかなり上回った(指定野菜の価格は前年比190%(東京都中央卸売市場における指定野菜の卸売価格動向)。
 また、調査時期の生鮮野菜全体の購入量は、例年よりも落ち込みがみられた(過去5年間の1ヶ月あたり平均購入量に対する11月購入量は平成12〜15年においては100%以上、平成16年は94%(総務省「家計調査」結果より算出)。

(参考)
 「健康日本21」の目標値(2010年)
野菜摂取量  成人350g以上
うち緑黄色野菜  成人120g以上



第4部  「健康日本21」中間評価関連表

「健康日本21」中間評価関連表一覧
「健康日本21」中間評価関連表一覧


表1  日比式肥満区分による肥満児の割合-児童・生徒(6-14歳)、性・年齢階級別-
表1 日比式肥満区分による肥満児の割合-児童・生徒(6-14歳)、性・年齢階級別-

 児童・生徒の肥満児:日比式による標準体重の20%以上


表2  BMI区分による体型の状況-15歳以上、性・年齢階級別-
表2 BMI区分による体型の状況-15歳以上、性・年齢階級別-

肥満度:BMI(Body Mass Index)を用いて判定
 BMI=体重[kg]/(身長[m])2により算出
 BMI<18.5:低体重(やせ) 18.5≦BMI<25:普通体重(正常) BMI≧25:肥満
(日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会、2000年)


表3-1  栄養素等摂取量(1日当たり平均)(総数)-性・年齢階級別-
表3-1 栄養素等摂取量(1日当たり平均)(総数)-性・年齢階級別-

表中の「通常の食品」「強化食品」「補助食品」は次のとおりである。
  通常の食品: 通常の食品からの摂取
  強化食品の強化分: 通常の食品に強化されている部分からの摂取
  (例: カルシウム強化牛乳、鉄強化ヨーグルトなどの強化分)
  補助食品: 顆粒、錠剤、カプセル、ドリンク状の製品からの摂取


表3-2  栄養素等摂取量(1日当たり平均)(男性)-性・年齢階級別-
表3-2 栄養素等摂取量(1日当たり平均)(男性)-性・年齢階級別-

表中の「通常の食品」「強化食品」「補助食品」は次のとおりである。
  通常の食品: 通常の食品からの摂取
  強化食品の強化分: 通常の食品に強化されている部分からの摂取
  (例: カルシウム強化牛乳、鉄強化ヨーグルトなどの強化分)
  補助食品: 顆粒、錠剤、カプセル、ドリンク状の製品からの摂取


表3-3  栄養素等摂取量(1日当たり平均)(女性)-性・年齢階級別-
表3-3 栄養素等摂取量(1日当たり平均)(女性)-性・年齢階級別-

表中の「通常の食品」「強化食品」「補助食品」は次のとおりである。
  通常の食品: 通常の食品からの摂取
  強化食品の強化分: 通常の食品に強化されている部分からの摂取
  (例: カルシウム強化牛乳、鉄強化ヨーグルトなどの強化分)
  補助食品: 顆粒、錠剤、カプセル、ドリンク状の製品からの摂取


表4  食品群別摂取量(1日当たり平均)-性・年齢階級別-
表4 食品群別摂取量(1日当たり平均)-性・年齢階級別-

補助栄養素・特定保健用食品: 顆粒、錠剤、カプセル、ドリンク状の製品及び特定保健用食品からの摂取


表5  果実類(ジャムを除く)摂取量の分布-20歳以上、性・年齢階級別-
表5 果実類(ジャムを除く)摂取量の分布-20歳以上、性・年齢階級別-


表6  自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
表6 自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-

自分の適正体重を認識し、体重コントロールを実践する人:
  身長・体重の計測(実際のBMI)と自分の体重の自己認識が一致しており、かつ、「あなたは、現在、理想の体重に近づけよう、あるいは理想の体重を維持しようと心がけていますか。」で「はい」と回答したもの。


表6(参考1)  自分の体重の認識状況-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは太っていると思いますか。やせていると思いますか。
表6(参考1) 自分の体重の認識状況-15歳以上、性・年齢階級別-


表6(参考2)  適正体重の認識(自分の体重の認識と実際の体重との一致)状況-15歳以上、性・年齢階級別-
表6(参考2) 適正体重の認識(自分の体重の認識と実際の体重との一致)状況-15歳以上、性・年齢階級別-
過小評価・一致(適正体重認識)・過大評価の定義
過小評価・一致(適正体重認識)・過大評価の定義の表


表6(参考3)  体重コントロールを実践する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、現在、理想の体重に近づけよう、あるいは理想の体重を維持しようと心がけていますか。
表6(参考3) 体重コントロールを実践する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表7-1  朝食の食事状況(中学・高校生)-性・年齢階級(中学生・高校性)別-
表7-1 朝食の食事状況(中学・高校生)-性・年齢階級(中学生・高校性)別-

中学生:12-14歳、高校生:15-17歳とする。


表7-2  朝食の食事状況-性・年齢階級別-
表7-2 朝食の食事状況-性・年齢階級別-


表8  量、質ともに、きちんとした食事をする人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
“量、質ともに、きちんとした食事をする人”とは、次の(項目1)〜(項目3)の全てに該当する者「下表のA」とする。
問: 次の質問に「はい」「いいえ」でお答え下さい。
(項目1)食事の量は適量である
(項目2)食事を共にする家族や友人がいる
(項目3)食事には十分な時間をとっている
表8 量、質ともに、きちんとした食事をする人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表9  外食や食品を購入する時に栄養成分表示を参考にする人の割合 -15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、ふだん外食する時や食品を購入する時に、栄養成分の表示を参考にしていますか。
表9 外食や食品を購入する時に栄養成分表示を参考にする人の割合
-15歳以上、性・年齢階級別-


表10  自分の適正体重を維持することのできる食事量を理解している人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: 次の質問に「はい」「いいえ」でお答えください。 自分にとって適切な食事内容・量を知っている。
表10 自分の適正体重を維持することのできる食事量を理解している人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表11  自分の食生活に問題があると思う人のうち、食生活の改善意欲のある人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: 自分の食事について、今後どのようにしたいと思いますか。
表11 自分の食生活に問題があると思う人のうち、食生活の改善意欲のある人の割合
-15歳以上、性・年齢階級別-

“自分の食生活に問題があると思う人”とは、現在の食事に「少し問題がある」、または、「問題が多い」と回答した人。
また、集計の対象は、問題意識についての設問と改善意欲についての設問の双方に回答した者とする。


表11(参考1)  自分の食生活に問題があると思う人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、現在の食事をどのように思いますか。
表11(参考1) 自分の食生活に問題があると思う人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表11(参考2)  食生活の改善意欲のある人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: 自分の食事について、今後どのようにしたいと思いますか。
表11(参考2) 食生活の改善意欲のある人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表12  食品や料理の栄養成分表示の普及状況-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは飲食店、レストラン、食品売場および職場(学校)の給食施設・食堂等のような場所で食品や料理の栄養成分表示を見たことがありますか。
表12 食品や料理の栄養成分表示の普及状況-15歳以上、性・年齢階級別-


表13  栄養成分表示を利用する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: (飲食店、レストラン、食品売場および職場(学校)の給食施設・食堂のような場所で食品や料理の栄養成分表示を見たことが「ある」と回答した場合)、栄養成分を参考にしてメニューを選びますか。
表13 栄養成分表示を利用する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表14  学習の場の状況-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたの地域、職場や学校等で、健康あるいは栄養に関する学習や活動を行う自主的な集まり(サークル)はありますか。
表14 学習の場の状況-15歳以上、性・年齢階級別-


表15  学習の場への参加状況-15歳以上、性・年齢階級別-
問: (自分の地域、職場や学校等で、健康あるいは栄養に関する学習や活動を行う自主的な集まり(サークル)が「ある」と回答した場合) あなたは自主的な集まり(サークル)に参加したことがありますか。
表15 学習の場への参加状況-15歳以上、性・年齢階級別-


表16  1日の歩行数の分布及び平均値・標準偏差-15歳以上、性・年齢階級別-
表16 1日の歩行数の分布及び平均値・標準偏差-15歳以上、性・年齢階級別-


表17  運動習慣の状況-20歳以上、性・年齢階級別-
表17 運動習慣の状況-20歳以上、性・年齢階級別-

運動習慣者:1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している者


表18  睡眠による休養の状況-15歳以上、性・年齢階級別-
問: ここ1ヶ月間、あなたは睡眠で休養が充分とれていますか。
表18 睡眠による休養の状況-15歳以上、性・年齢階級別-


表19  飲酒の頻度別、飲酒日の1日当たりの飲酒量-20歳以上、性・年齢階級別-
表19 飲酒の頻度別、飲酒日の1日当たりの飲酒量-20歳以上、性・年齢階級別-男性
表19 飲酒の頻度別、飲酒日の1日当たりの飲酒量-20歳以上、性・年齢階級別-女性

多量飲酒者の割合: 男性 5.4% 女性 0.7%
〔成人の全回答者中(男性 3,452人、女性 4,047人(表19(参考1))〕
本報告においては、以下(1)〜(3)の場合のいずれかに該当する者を“多量飲酒者”とした。
 (1) 飲酒日1日当たりの飲酒量が5合以上(男性 41人、女性 4人)
 (2) 飲酒日1日当たりの飲酒量が4合以上5合未満で、飲酒の頻度が週5日以上(男性 43人、女性 10人)
 (3) 飲酒日1日当たりの飲酒量が3合以上4合未満で、飲酒の頻度が毎日(男性 102人、女性 15人)
 多量飲酒者の割合:  男性  (41+43+102)/ 3,452=0.0538…=5.4%
   女性 (4+10+15)/ 4,047=0.0071…=0.7%


表19(参考1)  飲酒の頻度-20歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは週に何日位お酒(清酒、焼酎、ビール、洋酒など)を飲みますか。
表19(参考1) 飲酒の頻度-20歳以上、性・年齢階級別-


表19(参考2)  飲酒日の1日当たりの飲酒量-20歳以上、性・年齢階級別-
問: (週に1〜2日以上の頻度で飲むと回答した場合)お酒を飲む日は1日あたり、どれくらいの量を飲みますか。
清酒に換算し、あてはまる番号を1つ選んで○印をつけて下さい。
表19(参考2) 飲酒日の1日当たりの飲酒量-20歳以上、性・年齢階級別-


表20  フッ化物歯面塗布を受けたことのある者の割合-1〜14歳以下、性・年齢階級別-
問: お子さんが、むし歯予防のために行っている又は行ったことのある項目がありますか。
(項目3)フッ化物を歯に塗布したことがある
表20 フッ化物歯面塗布を受けたことのある者の割合-1〜14歳以下、性・年齢階級別-


表21  間食としての甘味食品・飲料の摂取回数の状況-1〜14歳、性・年齢階級別-
問: お子さんは、間食(3食以外に食べるもの)として甘味食品・飲料を1日何回とりますか。
表21 間食としての甘味食品・飲料の摂取回数の状況-1〜14歳、性・年齢階級別-

頻回飲食:間食として1日3回以上の飲食


表22  フッ化物配合歯磨剤の使用状況-1〜14歳、性・年齢階級別-
問: お子さんが、むし歯予防のために行っている又は行ったことのある項目がありますか。
(項目1)フッ化物配合の歯磨き剤を使用している
表22 フッ化物配合歯磨剤の使用状況-1〜14歳、性・年齢階級別-


表23-1  過去1年間に「歯磨きの個人指導」の受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、この1年間に「歯磨きの個人指導」を受けましたか。
表23-1 過去1年間に「歯磨きの個人指導」の受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-

個別的な歯口清掃指導(歯磨きの個人指導):
 歯科医師、歯科衛生士により個人の口の状態に基づいて行われる歯磨き指導


表23-2  過去1年間に「歯磨きの個人指導」を受けた人の割合-1〜14歳、性・年齢階級別-
問: お子さんは、この1年間に「歯磨きの個人指導」を受けましたか。
表23-2 過去1年間に「歯磨きの個人指導」を受けた人の割合-1〜14歳、性・年齢階級別-


表24  進行した歯周炎を有する((項目3)〜(項目6)の1つ以上に該当する)人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたの歯ぐき状態について、「はい」「いいえ」でお答え下さい。
「はい」と回答した者:該当者
(項目1)歯ぐきが腫れている
(項目2)歯を磨いた時に血が出る
(項目3)歯ぐきが下がって歯の根が出ている
(項目4)歯ぐきを押すと膿が出る
(項目5)歯がぐらぐらする
(項目6)歯周病(歯槽膿漏)と言われ治療している
表24 進行した歯周炎を有する((項目3)〜(項目6)の1つ以上に該当する)人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-

 健康日本21における“進行した歯周炎”は、「歯周疾患の検査でCPI検査で4mm以上の深い歯周ポケットのあるもの」としている。本報告においては、アンケート調査の結果から、“進行した歯周炎”を「上記の(項目3)〜(項目6)のいずれか1つ以上に該当する場合」とした。


表24(参考1)  歯ぐきの状況(歯周病に関連する設問6項目の各該当者の割合)-15歳以上、性・年齢階級別-
表24(参考1) 歯ぐきの状況(歯周病に関連する設問6項目の各該当者の割合)-15歳以上、性・年齢階級別-

複数回答であり、また、項目1〜6のいずれにも該当しない場合があるため、項目1〜6の合計と調査人数は一致しない。


表25  歯間部清掃用器具(一つ以上)を使用する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
 あなたは、次の器具(歯間部清掃用器具など)を使用していますか。
 あてはまる番号をすべて選んで○をつけて下さい。
1 デンタルフロス・糸(付)ようじ 2 歯間ブラシ 3 歯間刺激子 4 水流式口腔洗浄器 5 使用していない
表25 歯間部清掃用器具(一つ以上)を使用する人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表26  歯の本数の分布-15歳以上、性・年齢階級別-
問: 自分の歯は何本ありますか。 ※親しらず、入れ歯、ブリッジ、インプラントは含みません。さし歯は含みます。
自分の歯は□□本ある。
表26 歯の本数の分布-15歳以上、性・年齢階級別-


表27  過去1年間に歯石除去や歯面清掃を受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、この1年間に歯石の除去や歯面の清掃を受けましたか。
表27 過去1年間に歯石除去や歯面清掃を受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表28  過去1年間に歯科健康診査を受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-
問: あなたは、この1年間に歯科健康診査を受けましたか。
表28 過去1年間に歯科健康診査を受けた人の割合-15歳以上、性・年齢階級別-


表29  血清総コレステロール値の分布と平均値・標準偏差(コレステロール降下薬服用者除外)-20歳以上、性・年齢階級別-
表29 血清総コレステロール値の分布と平均値・標準偏差(コレステロール降下薬服用者除外)-20歳以上、性・年齢階級別-

高脂血症者:血清コレステロール値240mg/dl以上の者


表30  拡張期(最低)及び収縮期(最高)血圧値の分布と平均値・標準偏差(降圧薬服用者除外、妊婦除外)-15歳以上、性・年齢階級別-
表30 拡張期(最低)及び収縮期(最高)血圧値の分布と平均値・標準偏差(降圧薬服用者除外、妊婦除外)-15歳以上、性・年齢階級別-


表30(参考1)  血圧の状況(血圧区分別分布)(降圧薬服用者除外、妊婦除外)-15歳以上、性・年齢階級別-
表30(参考1) 血圧の状況(血圧区分別分布)(降圧薬服用者除外、妊婦除外)-15歳以上、性・年齢階級別-

表
(「日本高血圧学会(2000年)による血圧の分類」より)

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