平成16年6月18日 厚生労働省 |
<はじめに>
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組織形態 |
(注1) | ワーカーズコレクティブとは、地域に貢献する事業を、自分たちで出資し平等に運営するという協同組合方式で行っている団体。「ワーカーズコレクティブ」という名称の法人格はない。 |
(注2) | 企業組合とは、中小企業協同組合法に定められている法人格。4人以上の個人が組合員となって資本と労働を持ち寄り、自らの働く場を創造する組織。 |
(2)活動は福祉分野が中心
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活動目的 |
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従事者の年齢構成 |
従事者の性別 |
(2)報酬形態別の人員構成では無償・パートで過半数
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報酬形態別人員構成 |
(3)常勤の1週当たり従事時間は35.3時間、時間給は1,216円
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(4)常勤の6割強、非常勤の8割強が時間給600円超1,200円以下
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時間当たり賃金額の事業所分布 |
(5)賃金以外(請負、謝礼実費、賃金か否か不明確)の報酬額の実態
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「賃金としての識別のない報酬」の時間あたり支払い金額
(6) | 収入の位置付け、期待年収額と今後の収入依存度の方針
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収入の位置付け |
年齢階級別収入の位置付け |
(2) | 今後の収入依存度は、半数がコミュニティ・ビジネスの活動からの収入への依存度を高める方針。年齢層が高まるほど、今後の収入への期待は低い傾向。 |
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活動からの収入依存度の方針 |
年齢階級別活動からの収入依存度の方針 |
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重要であるが不足していると考えている能力・知識 事業所と個人の認識【複数回答可】 |
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立ち上げ代表者とそれ以外の年齢分布 |
立ち上げ代表者とそれ以外の性別分布 |
(2) | 「地域活動への興味」を土台に「これまでの経験を活かそうと思って」コミュニティ・ビジネスを立ち上げ |
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立ち上げ代表者とそれ以外の「地域活動への興味」 |
立ち上げ代表者とそれ以外の「過去の仕事における知識や経験の活用意図」 |
(3) | 立ち上げ代表者が不足を感じているのは、「事業計画、資金繰り策定に関する知識」、「資金調達に関する知識」などの資金面に関する能力 |
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不足と感じている能力(立ち上げ代表者と全体)【複数回答可】 |
本調査では、コミュニティ・ビジネス従事者のキャリアルートを明らかにするため、従事者に対して、これまでのキャリア内容を質問したところ、特徴は、次のとおりである。 |
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(1) | 約半数の事業所が「高齢者に雇用・生きがいの場を提供」、「若年者に雇用・就労体験の場を提供」することに積極的 |
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雇用や生きがい・就労体験の場を提供することについての意向 |
(2) | 高齢者や若年者に雇用・生きがい・就労体験の場を提供するに当たっての主な隘路は、「やってほしい職務に合う人が少ない」、「指導・サポートできる人材がいない」 |
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雇用や生きがい・就労体験の場を提供する場合の隘路【複数回答可】 |
(3) | 地域における人とのつながりやネットワーク、若年者の職業意識の形成等に資するコミュニティ・ビジネスにおける活動 |
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年齢階級別 コミュニティ・ビジネスを通じて得たもの【複数回答可】 |
(4) | 主婦や企業退職者を中心に旺盛な新規採用意欲 |
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過去半年以内の入職・離職及び今後の採用希望 |
採用意向の有無 事業所構成 ![]() |
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(1) | 資金面における事業運営上の課題としては、「事業収入の頭打ち・減少」、「十分な賃金が払えない」が高割合 |
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事業運営上の課題(資金面)【複数回答可】 |
(2) | 人材・能力面における事業運営上の課題としては、「人員不足」が高割合 |
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事業運営上の課題(人材・能力面)【複数回答可】 |
(3) | 運営面における事業運営上の課題としては、「顧客開拓が難しい」が高割合 |
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事業運営上の課題(運営面)【複数回答可】 |
(4) | 事業運営上必要とする支援としては、事業化後の補助金・助成金、出資・寄附、施設・設備の貸与・廉価提供、雇用に関する助成金・補助金が高割合 |
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事業運営上必要とする支援と実際に受けている支援【複数回答可】 |