I 福祉サービスの基本方針と運営管理
1 福祉サービス実施の基本方針
I-1-(1) 福祉サービスの実施に関する基本姿勢が明示されている。 |
I-1-(1)-1 施設における福祉サービスの理念に基づくサービス実施機関としての基本方針が明文化されており、その内容も適切である。
a) | 施設における福祉サービス理念及びその理念に基づいたサービス実施の基本方針がいずれも明文化されており、その内容においても役割や機能が具体的に記載してある。 |
b) | 施設における福祉サービス理念及びその理念に基づいたサービス実施の基本方針のいずれかは明文化されており、その内容においても役割や機能が具体的に記載してある。 |
c) | 施設における福祉サービス理念及びその理念に基づいたサービス実施の基本方針のいずれも明文化されていない。 |
I-1-(2) 理念や基本方針を内外に周知している。 |
I-1-(2)-2 理念や基本方針を職員に周知徹底するとともに、利用者、関係者に周知するための取り組みを行っている。
a) | 理念や基本方針について職員に周知徹底するとともに、記載されている会報やリーフレットを利用者の家族にだけではなく、地域の住民や関係諸機関・団体をも対象に含めて配布するなど、周知を図るための取り組みを行っている。 |
b) | 理念や基本方針について職員に周知徹底するとともに、記載されている会報やリーフレットを利用者の家族に配布するなど、周知を図るための取り組みを行っているが、地域の住民や関係諸機関・団体などに対しては周知を図るための取り組みを行っていない。 |
c) | 理念や基本方針を職員、利用者、関係者に周知するための取り組みを行っていない。 |
2 サービス実施機関の運営
I-2-(1) 施設の運営が適切に行われている。 |
I-2-(1)-3 実施するサービスの質の向上や業務の改善に向けての検討が、定例的に行われ、業務の改善がなされている。
a) | 実施する福祉サービスの質の向上や業務の改善に向けた検討会議や委員会を、定例的に行うほか、年間を通じて「業務改善提案書」を職員から募集するか、あるいは定例的に(年に複数回)意見を聴取するためのアンケートなどを実施しているとともに、その委員会等における検討結果等を踏まえ、業務を改善している。 |
b) | 実施する福祉サービスの質の向上や業務の改善に向けた検討会議や委員会を、定例的に行うほか、年間を通じて「業務改善提案書」を職員から募集するか、あるいは定例的に(年に複数回)意見を聴取するためのアンケートなどを実施しているが、その委員会等における検討結果等を踏まえ、業務を改善していない。 |
c) | 実施する福祉サービスの質の向上させることを目的とした検討会議や委員会が定例的に実施されていない。 |
I-2-(1)-4 施設のサービス内容等について、サービス評価基準を用いて自己評価を行っている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
3 計画の策定
I-3-(1) サービスの質の向上に向けた中・長期的な計画を策定している。 |
I-3-(1)-5 実施する福祉サービスの質に関する中・長期的な課題や問題点を把握し、それに対する取り組みの計画を策定している。
a) | サービス内容やサービス実施体制について分析・検討による中・長期的な課題や問題点の把握を行い、目標を設定するとともに、その目標に向けた取り組みに関する3年間程度の年次計画を策定している。 |
b) | サービス内容やサービス実施体制について分析・検討による中・長期的な課題や問題点の把握を行い、目標を設定しているが、その目標に向けた取り組みに関する3年間程度の年次計画を策定していない。 |
c) | サービス内容やサービス実施体制について分析・検討による中・長期的な課題や問題点の把握を行っていない。 |
I-3-(2) サービスの質の向上を意図した事業計画を策定している。 |
I-3-(2)-6 当該年度の事業計画が適切に策定されており、その実施状況に関する評価を行っている。
a) | 当該年度の事業計画が具体的な内容で策定されているとともに、それに対する実施状況について職員や利用者の家族の意見を聞くなどして、その実施結果に関する評価を行っている。 |
b) | 当該年度の事業計画が具体的な内容で策定されているが、それに対する実施状況について職員や利用者の家族の意見を聞くなどして、その実施結果に関する評価を行っていない。 |
c) | 当該年度の事業計画が具体的な内容で策定されていない。 |
I-3-(3) 地域住民や関係機関等の福祉に対するニーズに対応している。 |
I-3-(3)-7 地域や関係機関等の福祉ニーズを把握するための取り組みを行い、それに基づき新たな事業展開を図っている。
a) | 施設として、地域や関係機関等の福祉ニーズを把握するための取り組みを行い、把握した福祉ニーズに基づいて、可能なものについては自施設における新たな事業に加えるなどの展開を図っている(準備を行っている)。 |
b) | 施設として、地域や関係機関等の福祉ニーズを把握するための取り組みを行っているが、把握した福祉ニーズに基づいて、可能なものについては自施設における新たな事業に加えるなどの展開を図っていない(準備を行っていない)。 |
c) | 施設として、地域や関係機関等の福祉ニーズを把握するための取り組みを行っていない。 |
4 職員の資質向上
I-4-(1) 職員の資質向上に向けた基本姿勢を明示している。 |
I-4-(1)-8 職員の資質向上に関する目標を設定しており、研修を推進いていくための担当者を設置している。
a) | 法人・施設として職員の知識や技術等の修得に関する目標を明文化しており、その達成に向けて研修を推進するための担当者を設置している。 |
b) | 法人・施設として職員の知識や技術等の修得に関する目標を明文化しているが、その達成に向けて研修を推進するための担当者を設置していない。 |
c) | 法人・施設として職員の知識や技術等の修得に関する目標を明文化していない。 |
I-4-(2) 職員の研修体制が確立している。 |
I-4-(2)-9 職員の研修ニーズを踏まえて研修計画を策定している。
a) | 一人ひとりの職員についてどのような技術・技能を修得する必要があるかの分析、検討が行われ、それを踏まえた研修計画が策定されている。 |
b) | 一人ひとりの職員についてどのような技術・技能を修得する必要があるかの分析、検討は行われていないが、機関として全体的な研修計画は策定されている。 |
c) | 研修計画が策定されていない。 |
I-4-(2)-10 研修計画に基づく研修機会を確保している。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
I-4-(3) 職員に対するスーパービジョン体制が整備されている。 |
I-4-(3)-11 職員に対するスーパービジョン(訓練、指導、精神的援助等)が定例的かつ必要に応じて行われている。
a) | 職員に対するスーパービジョン(訓練、指導、精神的援助等)を定例的に行っているとともに、必要な時に職員が施設内で相談できる体制や外部の専門家や児童相談所の支援を受けられる体制を整備している。 |
b) | 職員に対するスーパービジョン(訓練、指導、精神的援助等)を定例的に行っていないが、必要な時に職員が施設内で相談できる体制や外部の専門家や児童相談所の支援を受けられる体制を整備している。 |
c) | 職員に対するスーパービジョンについてとくに意図した取り組みを行っていない。 |
5 情報公開
I-5-(1) 適切な情報公開に対する取り組みを行っている。 |
I-5-(1)-12 施設に関する情報・サービス等をわかりやすく適切に公開している。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
6 安全・衛生管理
I-6-(1) 安全管理・事故防止、衛生管理のための取り組みを行っている。 |
I-6-(1)-13 安全管理と事故防止について、積極的に取り組んでいる。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
I-6-(1)-14 施設内の衛生管理を十分に行っている。
a) | 以下の項目の内8つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内6つ〜7つを実施 |
c) | 以下の項目の内5つ以下の実施 |
I-6-(1)-15 乳幼児の安全確保のための防犯について、積極的に取り組んでいる。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
II 乳幼児の権利擁護
1 乳幼児の権利擁護
II-1-(1) 常に乳幼児の最善の利益について熟考し、乳幼児の権利擁護を行っている。 |
II-1-(1)-1 施設長は、乳幼児の権利擁護への取り組みを積極的に行っている。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
II-1-(1)-2 職員は、乳幼児の権利擁護への取り組みを積極的に行っている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
II-1-(1)-3 体罰を行わないよう指導を徹底している。
a) | 以下の項目の内3つを実施 |
b) | 以下の項目の内2つを実施 |
c) | 以下の項目の内1つ以下の実施 |
II-1-(1)-4 乳幼児に対する暴力、言葉による脅かし等の不適切な関わりの防止と早期発見に取り組んでいる。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
II-1-(1)-5 保護者からの要望などを検討したり、不満や不服を解決したりする仕組みが確立されている。
a) | 以下の項目の内6つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内5つを実施 |
c) | 以下の項目の内4つ以下の実施 |
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
III 地域等との関係
1 地域社会との連携
III-1-(1) 地域とのつながりを強めるための取り組みを行っている。 |
III-1-(1)-1 地域活動への参加や支援等、施設が地域の一員としての役割を果たしている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
III-1-(1)-2 ボランティアを受け入れるための体制が整備されている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
III-1-(2) 地域の社会資源との連携が確保されている。 |
III-1-(2)-3 必要な社会資源を明確にし、関係機関・団体等との連携を図るための取り組みを行っている。
a) | 自らの機関等の役割や機能を達成するために必要となる関係機関・団体等のリスト化やそのかかわり方(対応マニュアル等)を明確にし、それに応じた連携を図るための定例的かつ必要に応じた具体的な取り組みを行っている。 |
b) | 自らの機関等の役割や機能を達成するために必要となる関係機関・団体等のリスト化やそのかかわり方を明確にしているが、関係諸機関・団体とは適宜、必要に応じた連携の機会を確保している状況である。 |
c) | 自らの機関等の役割や機能を達成するために必要となる関係機関・団体等が明確でなく、意識的な取り組みは行っていない。 |
2 福祉人材の育成
III-2-(1) 実習生の受け入れが適切に行われている。 |
III-2-(1)-4 実習生を受け入れるための体制が整っている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
IV 福祉サービス実施過程の確立
1 サービス実施(養育)計画の管理
IV-1-(1) サービス実施(養育)計画に関する責任体制が明確である。 |
IV-1-(1)-1 サービス実施(養育)計画の作成、実施及び評価(見直し)において責任者が定められている。
a) | 乳幼児一人ひとりのサービス実施(養育)計画の作成を統括し、その実施状況を総合的に把握、管理する責任者を定めている。 |
b) | − |
c) | 乳幼児一人ひとりのサービス実施(養育)計画の作成を統括し、その実施状況を総合的に把握、管理する責任者を定めていない。 |
IV-1-(2) 乳幼児やその家族を尊重したサービス実施(養育)計画を作成している。 |
IV-1-(2)-2 サービス実施(養育)計画の作成や見直しおいて、保護者の意向に配慮し、「説明」と「同意」を徹底している。
a) | 乳幼児一人ひとりのサービス実施(養育)計画の作成や見直しにあたり、保護者の適正な意向を配慮しているとともに、保護者に説明し、同意を得ている。 |
b) | 乳幼児一人ひとりのサービス実施(養育)計画の作成や見直しにあたり、保護者の適正な意向を配慮し、保護者に説明しているが、必ずしも同意を得ているとはいえない。 |
c) | 乳幼児一人ひとりのサービス実施(養育)計画の作成や見直しにあたり、保護者の適正な意向を配慮しておらず、保護者に説明し、同意も得ていない。 |
IV-2-(1) 一人ひとりの乳幼児についてアセスメントを行っている。 |
IV-2-(1)-3 一人ひとりの乳幼児について、必要な情報(事実)を把握し、課題が明示されている。
a) | 一人ひとりの乳幼児について、発達状況や生活状況といった必要な情報を把握し、その情報の分析・検討に基づき優先的重点的な課題を具体的に明示している。 |
b) | 一人ひとりの乳幼児について、発達状況や生活状況といった必要な情報を把握しているが、その情報の分析・検討に基づき優先的重点的な課題を具体的に明示していない。 |
c) | 一人ひとりの乳幼児について、発達状況や生活状況といった必要な情報が不十分でありながらもその把握に努めておらず、優先的重点的な課題を具体的に明示できていない。 |
IV-2-(2) 一人ひとりの乳幼児に対するサービス実施(養育)計画を作成している。 |
IV-2-(2)-4 乳幼児一人ひとりの目標について具体的に明示し、その目標に対するサービス実施(養育)計画を関係職員の連携のもとに作成している。
a) | 乳幼児一人ひとりのアセスメントに基づき具体的な目標を立て、より具体的なサービス実施(養育)計画を関係職員の参画のもとに作成している。 |
b) | 乳幼児一人ひとりのアセスメントに基づき具体的な目標を立て、より具体的なサービス実施(養育)計画を担当職員が作成しているが、関係職員の参画のもとに作成していない。 |
c) | 乳幼児一人ひとりのアセスメントに基づき具体的な目標を立てておらず、サービス実施(養育)計画自体が作成されていない。 |
3 サービスの実施
IV-3-(1) 機関が行うサービスの標準化が図られている。 |
IV-3-(1)-5 機関における個々のサービスについて、一貫性や一定水準を確保するために職員間で共有されるべき標準的な養育要領や方法が定められ、活かされている。
a) | 機関が行う個々のサービスについて、職員間で格差が生じないよう、一貫性や一定水準を確保するために、職員間で共有されるべき標準的な養育要領や方法が定められており、実際のサービス実施に活かされている。 |
b) | 組織が提供する個々のサービスについて、職員間で格差が生じないよう、一貫性や一定水準を確保するために職員間で共有されるべき標準的な養育要領や方法は定められているが、実際のサービス実施に活かされていない。 |
c) | 組織が提供する個々のサービスについて、一貫性や一定水準を確保するために職員間で共有されるべき標準的な養育要領や方法は定められていない。 |
IV-3-(1)-6 標準的な養育要領や方法についての定例的な見直しが行われている。
a) | 標準的な養育要領や方法について定例的に検証し、必要な場合には見直しを行っている。 |
b) | 標準的な養育要領や方法について定例的に検証していないが、必要に応じて見直しを行っている。 |
c) | 定例的な検証をしていない。 |
IV-3-(2) サービス実施に関わる適切な記録が確保されている。 |
IV-3-(2)-7 サービス実施(養育)計画の実施に関わる記録が整備されている。
a) | 一人ひとりの乳幼児について、そのサービス実施(養育)計画の実施状況を説明することのできる記録が整備されているとともに、それに伴う状況の変化等について把握できる記載内容となっている。 |
b) | − |
c) | 一人ひとりの乳幼児について、そのサービス実施(養育)計画の実施状況を説明することのできる記録が整備されていない。 |
4 評価・見直し
IV-4-(1) サービスの実施に関する評価を行っている。 |
IV-4-(1)-8 乳幼児の情報が少なくとも担当職員や責任者に確実に伝わる仕組みがある。
a) | 乳幼児の状況の変化等に関する情報が、担当職員や責任者に確実に伝達されるための体制を整備している。 |
b) | ― |
c) | 乳幼児の状況の変化等に関する情報が、担当職員や責任者に確実に伝達されるための体制を整備していない。 |
IV-4-(1)-9 実施計画に基づく実施状況に関する評価(振り返り)がなされている。
a) | 乳幼児の情報を踏まえ、あらかじめ定められた時期に、設定されている目標に対する実施・達成状況を評価している。 |
b) | ― |
c) | 乳幼児の情報を踏まえ、あらかじめ定められた時期に、設定されている目標に対する実施・達成状況を評価していない。 |
IV-4-(1)-10 サービス実施過程において、定例的かつ必要に応じてケース会議を行っている。
a) | 定例的かつ特に配慮を要する課題が発生した場合など必要に応じてケース会議を行っている。 |
b) | 必要に応じてケース会議を行っている。 |
c) | ケース会議は行っていない。 |
IV-4-(2) 評価結果に基づくサービス実施(養育)計画に見直し |
IV-4-(2)-11 サービス実施(養育)計画の見直しが行われている。
a) | サービス実施(養育)計画の実施・達成状況の評価を踏まえ、必要な場合にはサービス実施(養育)計画の見直しが行われている。 |
b) | ― |
c) | サービス実施(養育)計画の事後評価を踏まえ、サービス実施(養育)計画の見直しが行われていない。 |
V 福祉サービスの適切な実施
1. 援助の基本
V-1-(1) 乳幼児の援助に対する基本的な姿勢について配慮し、支援している。 |
V-1-(1)-1 乳幼児の最善の利益に配慮した養育を行っている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-1-(1)-2 職務上職員が知り得た個人情報について秘密保持を徹底している。
a) | 個人情報の取扱については、規程を定め、管理できる体制ができている。 |
b) | − |
c) | 個人情報の取扱については、規程を定めておらず、管理できる体制ができていない。 |
V-1-(1)-3 適切な乳幼児の援助を行うため、職員間で打ち合わせをするなど引き継ぎ体制が確立している。
a) | 一人ひとりの乳幼児の動きや施設全体の動き等について書面にて引き継ぎを行うとともに、口頭においても引き継ぎを行う体制になっている。 |
b) | 一人ひとりの乳幼児の動きや施設全体の動き等について書面か、口頭いずれかによって引き継ぎを行う体制になっていない。 |
c) | 書面であったり口頭であったりと、職員によってまちまちで引き継ぎを行う体制ができていない。 |
2 入所時の対応
V-2-(1) 入所前の援助が適切に行われている。 |
V-2-(1)-4 児童相談所と連携しながら、乳幼児、保護者及びその家族の状況を把握し受け入れ準備を行っている。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
V-2-(2) 入所時の援助が適切に行われている。 |
V-2-(2)-5 入所の際に、保護者等に対して適切な情報提供を行うなど、乳幼児や保護者の不安を解消し施設生活を理解できるよう適切な援助を行っている。
a) | 以下の項目の内7つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内5〜6つを実施 |
c) | 以下の項目の内4つ以下の実施 |
3 日常生活の援助
V−3−(1)乳幼児の状況にあわせた睡眠環境等に配慮している。 |
V-3-(1)−6 乳幼児が十分な睡眠をとれるように工夫をしてる。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(1)−7 快適な睡眠環境を整えるように工夫をしている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(1)−8 気候や場面、発達に応じた適切な衣類管理を行っている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(1)−9 快適な入浴・沐浴ができるようにしている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(2)乳幼児の食事に適切な配慮を行っている。 |
V-3-(2)−10 乳幼児に対して適切な授乳を行っている。
a) | 以下の項目の内3つを実施 |
b) | 以下の項目の内2つを実施 |
c) | 以下の項目の内1つ以下の実施 |
V-3-(2)−11 離乳食を進めるに際しては十分な配慮をしている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(2)−12 食事がおいしく楽しく食べられるように工夫している。
a) | 以下の項目の内6つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内5つを実施 |
c) | 以下の項目の内4つ以下の実施 |
V-3-(2)−13 栄養管理に十分な注意が払われている。
a) | 以下の項目の内3つを実施 |
b) | 以下の項目の内2つを実施 |
c) | 以下の項目の内1つ以下の実施 |
V-3-(3) 個別な児童の健康管理に適切に対応する体制をとっている。 |
V-3-(3)−14 一人ひとりの乳幼児の健康を管理し、異常がある場合には適切に対応している。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(3)−15 病・虚弱児等の健康管理について、日常生活上で適切な対応策をとっている。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
V-3-(3)−16 感染症等の集団発生に対して適切な防止策を講じている。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-3-(4)発達段階に応じた支援を行っている。 |
V-3-(4)−17 幼児が排泄への意識を持てるように工夫している。
a) | 以下の項目の内4つを実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
V-3-(4)−19 乳幼児と愛着関係を築くように努めている。
a) | 以下の項目の内3つを実施 |
b) | 以下の項目の内2つを実施 |
c) | 以下の項目の内1つ以下の実施 |
4 家族との関係
V-4-(1) 家族とのつながりに配慮している。 |
V-4-(1)-20 児童相談所と連携し、乳幼児と家族との関係調整を図ったり、家族からの相談に応じる体制づくりができている。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
V-4-(1)-21 保護者と子の愛着関係、養育意欲の形成を援助するように努力している。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
5 退所時の対応
V-5-(1) 退所前の援助が適切に行われている。 |
V-5-(1)-22 退所後の家庭生活を考慮した援助を行っている。
a) | 以下の項目の内8つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内6〜7つを実施 |
c) | 以下の項目の内5つ以下の実施 |
V-5-(1)-23 退所後の生活がスムーズに行われるよう退所時に十分な援助を行っている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
V-5-(1)-24 家庭復帰に向けて、乳幼児と家族及び児童相談所への連絡調整機能を果たしている。
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
a) | 以下の項目の内5つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内4つを実施 |
c) | 以下の項目の内3つ以下の実施 |
V-5-(1)-26 保護者のニーズ等に応じて、電話や訪問などにより、積極的に退所後の援助を行っている。
a) | 以下の項目の内4つ以上を実施 |
b) | 以下の項目の内3つを実施 |
c) | 以下の項目の内2つ以下の実施 |
VI 福祉サービスの独自性及び向上性
1 福祉サービスの独自性
VI-1-(1) 施設の福祉サービスにおいて独自的な取り組みを行っている。 |
VI-1-(1)-1 施設などの機能を活かした独自的な福祉サービスに、積極的に取り組んでいる。
a) | 施設として、独自的な福祉サービス(事業)を展開し、具体的な実績・成果をあげている。 |
b) | 施設として、独自的な福祉サービス(事業)を展開しているが、具体的な実績・成果をあげているとはいえない。 |
c) | 施設として、独自的な福祉サービス(事業)を展開していない。 |
2 福祉サービスの向上性
VI-2-(1) 施設における福祉サービスの質を向上させている。 |
VI-2-(1)-2 具体的な目標や課題に対して積極的に取り組み、福祉サービスの質を向上させている。
a) | 具体的な目標や課題に対して積極的に取り組み、具体的な実績・成果をあげ、福祉サービスの質を向上させている。 |
b) | 具体的な目標や課題に対して積極的に取り組んでいるが、必ずしも具体的な実績・成果をあげているとはいえないものの、福祉サービスの質の向上はみられる。 |
c) | 具体的な目標や課題に対して積極的に取り組んでいるとはいえず、具体的な実績・成果もなく、福祉サービスの質も向上していない。 |
乳児院における福祉サービスについての総合所見
I 福祉サービスの基本方針と運営管理
II 乳幼児の権利擁護
III 地域等との関係
IV 福祉サービス実施過程の確立
V 福祉サービスの適切な実施
VI 福祉サービスの独自性及び向上性