平成22年12月27日
社会・援護局障害保健福祉部
肝臓機能障害に係る障害認定状況に関する調査の結果について
○ | 身体障害者福祉法に基づく肝臓機能障害による身体障害者手帳の交付については、肝臓の専門家等による検討により策定された身体障害認定基準により、平成22年4月から開始しているところです。 |
肝臓機能障害の障害認定の実施状況等を把握するため、10月8日付で身体障害者手帳の交付事務の実施主体である自治体に対して調査を依頼し、今般、その調査結果を取りまとめましたので、公表いたします。 |
(調査内容)
(1)肝臓機能障害の認定状況(申請件数、却下件数、手帳所持者数等)
(2)申請却下となった理由
(3)制度開始にあたっての指定医(注)への制度の周知の取り組み
(4)肝臓機能障害の指定医の認定基準に対する意見
(注)指定医とは、身体障害者福祉法において、都道府県等により身体障害の認定を行うための診断書・意見書を記載する医師として指定された者のことをいいます。
○ | 制度開始から半年間に5,697件の身体障害者手帳が交付されています。(申請件数:6,974件 → 却下件数:565件) |
○ | 国際的な肝臓機能障害の重症度分類であるChild-Pugh分類の点数が10点に満たなかったことを理由とする却下が、507件(89.7%)となっています。 |
(別添)肝臓機能障害に係る障害認定状況に関する調査結果(概要)(PDF:132KB) |
○ | 肝臓機能障害による身体障害者手帳の交付については、引き続き、制度の周知に努めてまいります。 |