障害保健福祉施策の直面する課題
![]()
![]() 障害者が地域で普通に暮らせるための基盤が十分整備されていない |
支援費制度の施行状況

精神障害者のホームヘルプサービスの利用者:10,689人(平成16年9月) |
ホームヘルプサービス実施市町村数
平成14年3月 | 平成15年4月 | 平成16年10月 | |
身体障害者 ホームヘルプ サービス |
2,283(72%) | 2,328(73%) | 2,067(83%) |
知的障害者 ホームヘルプ サービス |
986(30%) | 1,498(47%) | 1,656(66%) |
精神障害者 ホームヘルプ サービス |
ー ー | 1,231(39%) | 1,234(49%) |
障害児 ホームヘルプ サービス |
ー ー | 1,051(34%) | 1,228(49%) |
(注1) | 括弧内は全市町村に対する割合 |
(注2) | 精神障害者に係る平成15年4月の数字は、前年度末現在のもの。 |
関係予算の構造(17年度)
<支援費事業費 約7,700億円>
支援費予算総額 3,832億円(100%)

<精神障害者福祉サービス事業費 約483億円>
精神障害者福祉サービス予算総額242億円
社会復帰施設【入・通所】 201億円 在宅サービス 41億円
(参考)直近の利用者数
|
在宅サービスに係る予算の状況

サービスの地域差
・ | ホームヘルプサービスの提供状況(平成15年4月) (市町村からの報告ベース。都道府県間比較。) |
||||
・ | サービス利用者のすそ野の広がり(普遍化の度合い)に差がある | ||||
地域差 | |||||
○ | 支援費支給決定者数 | : | 7.8倍 | ||
○ | 身体障害者ホームヘルプ利用者数 | : | 5.5倍 | ||
○ | 知的障害者ホームヘルプ利用者数 | : | 23.7倍 | ||
○ | 精神障害者ホームヘルプ利用者数 | : | 11.6倍 | (精神障害者福祉制度) | |
○ | 障害児ホームヘルプ利用者数 | : | 44.4倍 | |
|
・ | 支援費ホームヘルプサービスについては、一人当たりの利用時間に差がある | ||||
地域差 | |||||
○ | 一人当たり平均利用時間 | : | 4.7倍 |
人口1万対支給決定者数
人口1万人当たりの支援費ホームヘルプサービスの支給決定者数と介護保険の要介護認定者数の割合

障害福祉サービスの実施主体等
身体障害者 | 知的障害者 | 精神障害者 | 障害児 (身体・知的) |
|
在宅サービス | 市町村 ☆平成2年改正 (平成5年施行) |
市町村 ※平成12年改正 (平成15年施行) |
市町村 ・平成11年改正 (平成14年施行) |
市町村 ※平成12年改正 (平成15年施行) |
施設サービス | 市町村 ☆平成2年改正 (平成5年施行) |
市町村 ☆平成12年改正 (平成15年施行) |
都道府県等 (社会復帰施設) |
都道府県等 (児童福祉施設) |
※短期入所事業(ショートステイ)について、都道府県から市町村に移譲。それ以外の在宅サービスについては、従前から市町村が実施。 ☆施設サービスと短期入所事業の利用決定について、都道府県から町村に移譲。 |
一般就労への本人と家族の希望等
養護学校の卒業者の半数以上(55%)が福祉施設へ |
![]() |
![]() |
社会就労センター調べ(平成12年) |
しかし実際に就職のために施設を出た人は年間1%程度 |