身体障害者補助犬の受け入れについて
1 補助犬同伴を受け入れるために(事業者へのアドバイス)
(1)ふつうのペットとの区別
盲導犬は白または黄色のハーネス(胴輪)が目印であり、介助犬・聴導犬は胴着などに表示をつけています。また、使用者本人には認定証(盲導犬の場合は使用者証)の携帯が義務づけられているほか、補助犬の公衆衛生上の安全性を証明する「身体障害者補助犬健康管理手帳」などの健康管理記録を携帯しています。
これらの表示等をすることなく、犬同伴のお客様が「補助犬」と称して施設などの利用を主張しても、規定の表示をしていない場合は事業者側に受け入れの義務はありません。
補助犬かどうかの確認が必要な場合、事業者は使用者に認定証の提示を求めることができます。補助犬を受け入れる際に「認定証を確認させていただけますか?」と声をかけることは、補助犬使用者に対して失礼にはあたりません。
(2)啓発の方法
お客様に個別に説明することも重要ですが、施設内にステッカーやポスターなどを掲示することは、啓発に大変有効です。その際にはお客様へのご説明事項を簡潔に書くとよいでしょう。
説明事項の例:当店では補助犬の同伴ができます。ペットの持ち込みはできません。等
【受け入れステッカーの一例】
●厚生労働省
●全国盲導犬施設連合会
●宝塚市
【啓発ポスターの一例】