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4 その他の化学物質による中毒等(平成25年)

発生月 業種 被災状況 原因物質 発生状況 発生原因
6月 その他の各種事業(宗教、法務) 中毒2名 フェニトロチオン 設備管理事業場で殺虫剤を散布していたところ、受付けを行っていた被災者Aと、入場受付けを行っていた被災者Bが異臭を感じ、被災者Aが案内を終え、改札棟に戻ると体調不良を訴え、また、被災者Bも帰宅後体調を悪くし、有機リン中毒となった。 危険有害性の認識不足
安全衛生教育不十分
緊急対応マニュアル未整備
7月 非鉄金属圧延または伸線業 死亡1名 石灰液 被災者Aと作業者Bが伸線洗浄等作業場の清掃と片付けを開始した。作業者Bが何かが水に落ちる音を聞いたため、伸線洗浄等作業場の通路に行ったところ、石灰槽の近くで被災者Aが白い液体で全身が濡れた状態でいた。全身熱傷で救命救急センターに搬送されたが、その後容態が悪化し、死亡した。 (転倒防止措置不十分)
設備の管理不足
安全衛生教育不十分
危険有害性の認識不足
8月 自動車または軽車両による貨物の運送事業 中毒1名 二酸化炭素 化学工場で製造されたドライアイス800sを配送する作業に従事していた被災者が、配送用の商用車の運転席で意識を失っているところを発見された。製品の昇華を遅らせるため、製品の上に割ったドライアイスをちりばめ、その上に断熱シートを掛けていたとのことであり、発生した二酸化炭素により、二酸化炭素中毒になったものである。 設備の管理不足
危険有害性の認識不足

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