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第62回WHO西太平洋地域委員会について
日時・場所
平成23年10月10日(月)〜14日(金)(於:マニラ(フィリピン))
出張者
麦谷眞里厚生労働省大臣官房審議官他
主な議論概要
- (1)2012-2013年事業予算案:事務局提示案について、特に反対意見なく承認された。
- (2)地域事務局長任命の行動規範:過去の議論を踏まえ、地域事務局長任命の行動規範案が議論された。透明性及び公平性を担保するために、11月の特別執行理事会での議論を踏まえつつ、行動規範を適切に修正する必要性が指摘された。
- (3)WHO改革:WHO改革については、適切な人材配置、WHOが比較優位性を有する分野への重点化、また費用対効果の重要性等について議論された。
- (4)非感染性疾患:非感染性疾患対策については、包括的対策の重要性、また地域によっては感染症対策と併せて対策を行う重要性が強調された。
- (5)健康危機管理:かねてより自然災害の多い西太平洋地域で、災害予防や発生時の対応など各国のこれまでの経験を共有するとともに、地域全体の災害に対する対応能力強化について議論された。日本から、本年3月に発生した東日本大震災に関し、地震と津波、また原発事故に関する現状と厚生労働省の取組を紹介した。
- (6)次回の第63回地域委員会:平成24年10月ハノイ(ベトナム)で開催予定。
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