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第10回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合 閉会挨拶骨子

第10回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合
小出顕生厚生労働省大臣官房国際課統括調整官 閉会挨拶骨子

2012年10月25日(木)17:30頃
於:品川プリンスホテル

 「第10回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」の閉会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。

 この会合で発表や討議を通じて貴重な経験・情報をご披露くださったASEAN諸国及び中国、韓国の皆様方、ASEAN事務局、WHO西太平洋地域事務局、ILO駐日事務所並びにJICAをはじめ、各分野の専門家の諸先生方に対してまず感謝申し上げます。

 3日間の会合を通じて、皆様方と非常に有意義な議論ができたことに、感謝申し上げます。これも、ご出席いただきました皆様方のご厚意とご協力の賜と心から厚くお礼を申し上げます。

 第10回を迎えました本会合では、「自然災害における社会的弱者への対応」というテーマで皆様方と情報を交換し、経験を共有いたしました。

 昨年3月11日に発生した東日本大震災の規模は予想外の大きさで、社会的弱者への対応に関しても教訓が多くありました。今回の会合では、日本の教訓のみならず、ASEAN各国で自然災害に直面した際の社会的弱者への対応の経験と教訓の経験を共有したことは、大きな成果でありました。

 社会的弱者の災害リスクを軽減するため、平時からの地域における社会的セーフティネットの整備が非常に重要です。保健、福祉及び雇用の各分野で、官民の連携により地域社会全体を支えていくこと体制を整備することは参加各国の共通の課題です。本会合は、参加各国が、共に課題解決に向けて取り組むきっかけとなったことと思います。

 本会合の成果につきましては、皆様方がそれぞれ本国に持ち帰り、今後の政策形成に生かしていただけることを期待しています。また、ASEAN+3保健大臣会合及び社会福祉大臣会合にも報告し、今後の議論の題材としてさらに検討を深めていただくようお願いいたします。

 皆様方の益々の御健闘と御発展を祈念し、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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