感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について
34 | 流行性耳下腺炎 |
(1) | 定義 ムンプスウイルス感染により耳下腺が腫脹する感染症である。 | ||||||
(2) | 臨床的特徴 上気道を介して飛沫感染し潜伏期は2〜3週間で、両側又は片側の耳下腺が腫脹し、ものを噛むときに顎に痛みを訴えることが多い。このとき数日の発熱を伴うものが多い。耳下腺腫脹は有痛性で、境界不鮮明な柔らかい腫脹が耳朶を中心として起こる。他の唾液腺の腫脹をみることもある。耳下腺開口部の発赤が認められるが、膿汁の排泄はない。合併症としては、髄膜炎、脳炎、膵炎、難聴などがあり、その他成人男性には睾丸炎、成人女子には卵巣炎がみられることがある。 | ||||||
(3) | 届出基準
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(4) | 届出のために必要な臨床症状(2つすべてを満たすもの)
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届出票(PDF:100KB)
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