原爆死没者追悼・平和祈念事業

原爆死没者追悼平和祈念館
原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律第41条の規定に基づき、原子爆弾による死没者の尊い犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するための施設として、被爆地である広島・長崎に設置しています。入館者それぞれが死没者を追悼し、平和を祈念できるような空間を設け、また、被爆体験記等被爆関連資料や情報の収集及び提供、被爆医療情報等のネットワークをベースにした国際協力及び交流などを行っています。
被爆体験伝承者等派遣事業
これまで、被爆者ご本人が被爆体験を語ることで、戦争を知らない世代への語り継ぎが行われてきましたが、70年以上が経過し、すでに被爆者の多くが亡くなられ、現在生存されている方も高齢化されているため、被爆者に代わり、被爆者の家族など、被爆者でない方が「被爆体験伝承者」「家族・交流証言者」として被爆体験談を受け継ぎ、小中学校の生徒など若い世代に講話や朗読を行う取組が広島市及び長崎市において行われています。厚生労働省では、その取組を全国及び海外へも広げるため、「被爆体験伝承者」「家族・交流証言者」の派遣にかかる調整や費用の支援を行っています。


○平成31(2019)年度の派遣の受付について
広島・長崎の追悼平和祈念館において受け付けています。詳しくはこちら [940KB]
原爆死没者慰霊等事業
原爆死没者を慰霊し、永遠の平和を祈念するために、地方公共団体、事業所及び学校等が行う慰霊式典、死没者を悼む出版物や被爆体験記の刊行事業、遺品展、絵画展、被爆体験の講演会等各種イベント事業等に対して、助成を行っています。