不正麻薬の取締り
【ポイント】
○我が国における平成28年の薬物事犯の検挙人員は13,841人(医薬品医療機器等法違反を除く)であり、前年より若干減少した。
○このうち覚醒剤事犯の検挙人員は、10,607人と前年に比べて600人近く減少し、全薬物事犯における覚醒剤事犯の検挙人員の割合は約77%となり、平成21年以来7年ぶりに8割を切った。覚醒剤事犯の検挙人員は、過半数を暴力団構成員等が占めるとともに、再犯率が年々増加し、検挙人員の約65%を再犯者が占めている。また、平成28年の覚醒剤の押収量は約1.5トンであり、これは統計のある平成10年以降、過去2番目の押収量であった。
○一方、大麻事犯の検挙人員は大きく増加し、平成28年は2,722人と前年度から500人以上の増加となり、全薬物事犯の検挙人員に占める割合も約20%(平成27年度は約16%)と増加した。
○また、麻薬事犯については、全体として検挙人員は減少した。
【検挙人員と押収量の推移】
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