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結 果 の 概 要

I 入院外における薬剤使用状況

1 一般医療−老人医療別にみた処方の状況

 入院外における処方の有無別件数の構成割合をみると、一般医療では「院内処方のみ」59.7%、「院外処方のみ」24.5%、「処方なし」13.4%、「包括点数算定」2.1%となっており、老人医療ではそれぞれ59.7%、20.9%、7.1%、12.1%となっている。これを前年と比べると、一般医療、老人医療とも「院内処方のみ」の割合が減少している。
 1件当たり処方回数をみると、「院内処方のみ」は一般医療1.66、老人医療2.00となっており、「院外処方のみ」はそれぞれ1.57、1.79となっており、いずれも前年より減少している。(表1、図1)


表1 一般医療−老人医療別にみた処方の有無別件数の構成割合,1件当たり処方回数(入院外)

(各年6月審査分)
  総数 処方あり 処方なし 包括点数
算定
1件当たり処方回数
総 数 院内処方
のみ
院外処方
のみ
院内院外
両方
院内処方
のみ
院外処方
のみ
  (%) (%) (%) (%) (%) (%) (%)    
総  数 10年 100.0 83.4 59.7 23.4 0.2 11.5 5.1 1.76 1.63
9年 100.0 85.8 65.3 20.3 0.3 10.9 3.3 1.86 1.74
一般医療 10年 100.0 84.5 59.7 24.5 0.2 13.4 2.1 1.66 1.57
9年 100.0 85.3 64.4 20.6 0.3 12.8 1.8 1.72 1.64
0〜14歳 10年 100.0 72.9 47.1 25.4 0.3 15.7 11.4 1.53 1.58
9年 100.0 74.4 52.7 21.3 0.3 15.5 10.1 1.60 1.59
15〜39歳 10年 100.0 80.3 55.6 24.4 0.3 19.7 - 1.49 1.41
9年 100.0 81.8 60.7 20.9 0.3 18.1 - 1.49 1.47
40〜69歳 10年 100.0 88.8 64.3 24.3 0.2 10.7 0.4 1.73 1.62
9年 100.0 89.5 68.9 20.3 0.2 10.3 0.2 1.81 1.71
老人医療 10年 100.0 80.8 59.7 20.9 0.2 7.1 12.1 2.00 1.79
9年 100.0 87.1 67.3 19.6 0.2 5.9 6.9 2.19 2.01
70〜79歳 10年 100.0 81.3 59.8 21.3 0.2 7.3 11.4 1.96 1.76
9年 100.0 87.5 67.4 19.8 0.2 6.0 6.5 2.14 1.97
80歳以上 10年 100.0 79.7 59.5 19.9 0.3 6.4 13.8 2.08 1.88
9年 100.0 86.3 67.0 19.1 0.3 5.8 7.9 2.33 2.10
注: 年齢階級の「70〜79歳」には、「65〜69歳」で老人保健法の適用を受ける者を含めている。


図1 一般医療ー老人医療別にみた処方の有無別件数の構成割合(入院外)


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