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2 投薬における薬剤点数の状況

  入院外の投薬における薬剤点数別件数の構成割合をみると、「500点未満」の割合が一般医療では75.1%、老人医療では51.1%と、最も多くなっている。
 「1000点以上」は、それぞれ9.5%、25.1%となっており、一般医療に比べ、老人医療の割合が多くなっている。
前年と比べると、一般医療では「500点未満」は多くなっているが、他の階級では少なくなっている。老人医療ではあまり変化がみられない。(表2、図2)

表2 一般医療-老人医療別にみた薬剤点数別件数の構成割合(入院外・投薬)

(単位:%) (平成12年6月審査分)
  総 数 500点未満 500〜
999
1000〜
1499
1500〜
1999
2000点
以上
総 数 100点
未満
100〜199 200〜299 300〜399 400〜499
総 数 100.0 
(100.0)
68.4 
(67.2)
24.7 
(23.7)
18.2 
(17.5)
11.6 
(11.7)
8.3 
(8.6)
5.7 
(5.8)
17.7 
(18.4)
6.9 
(7.2)
3.2 
(3.4)
3.7 
(3.8)
 一般医療 100.0 
(100.0)
75.1 
(73.3)
28.1 
(26.8)
20.7 
(19.7)
12.4 
(12.7)
8.3 
(8.6)
5.5 
(5.5)
15.4 
(16.2)
5.0 
(5.5)
2.2 
(2.4)
2.3 
(2.6)
   0〜14歳 100.0  92.5  48.1  24.2  11.1  5.9  3.2  5.7  1.1  0.3  0.3 
  15〜39歳 100.0  86.6  34.3  26.1  13.8  7.7  4.7  8.9  2.6  1.0  0.9 
  40〜69歳 100.0  66.3  20.6  17.8  12.2  9.2  6.4  20.4  6.9  3.1  3.4 
 老人医療 100.0 
(100.0)
51.1 
(50.4)
16.0 
(15.1)
11.5 
(11.3)
9.3 
(9.1)
8.1 
(8.5)
6.2 
(6.4)
23.8 
(24.5)
11.9 
(12.1)
6.0 
(6.1)
7.2 
(6.9)
  70〜79歳 100.0  52.4  16.3  11.9  9.6  8.3  6.3  23.2  11.4  5.7  7.2 
  80歳以上 100.0  48.0  15.3  10.6  8.6  7.5  5.9  25.1  13.2  6.7  7.1 
注:1「投薬」の出現する明細書(ただし「処方せん料」を算定している明細書及び「投薬」「注射」を包括した
診療行為が出現する明細書は除く。)を集計の対象としている。
年齢階級の「70〜79歳」には、「65〜69歳」で老人保健法の適用を受ける者を含めている。
( )内は平成11年6月審査分

図2 一般医療ー老人医療別にみた薬剤点数別件数の構成割合(入院外・投薬)


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