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結 果 の 概 要

I 一般医療−老人医療別にみた薬剤使用状況(入院外)

1 処方の状況

 入院外における処方の種類別件数の構成割合をみると、一般医療では「院内処方」49.2%、「院外処方」33.0%、「処方なし」14.9%、「包括点数算定」2.5%となっている。老人医療ではそれぞれ50.2%、30.4%、7.2%、11.8%となっており、一般医療に比べ「包括点数算定」の割合が多くなっている。前年と比べると、一般医療、老人医療とも「院外処方」の割合が増加している。
 1件当たり処方回数は、老人医療では「院内処方」、「院外処方」とも前年に比べ増加している。(表1、図1)

表1 一般医療−老人医療別にみた処方の種類別件数の構成割合,1件当たり処方回数(入院外)
(単位:%) (平成12年6月審査分)
 
総 数

院内処方

院外処方*

院内院外
両  方

処方なし

包括点数
算  定

1件当たり処方回数
院内処方 
(回数)
院外処方 
(回数)
総数 100.0 
(100.0)
49.5 
(54.1)
32.3 
(27.6)
0.4 
(0.3)
12.8 
(12.6)
5.0 
(5.4)
1.71 
(1.69)
1.60 
(1.55)
 一般医療 100.0 
(100.0)
49.2 
(54.1)
33.0 
(28.5)
0.4 
(0.4)
14.9 
(14.4)
2.5 
(2.6)
1.60 
(1.61)
1.53 
(1.51)
   0〜14歳 100.0  39.1  32.6  0.5  16.6  11.3  1.47  1.51 
  15〜39歳 100.0  47.2  31.9  0.5  20.4  0.0  1.44  1.39 
  40〜69歳 100.0  53.6  33.7  0.3  12.0  0.4  1.70  1.60 
 老人医療 100.0 
(100.0)
50.2 
(54.3)
30.4 
(25.0)
0.4 
(0.3)
7.2 
(7.4)
11.8 
(13.0)
2.01 
(1.94)
1.81 
(1.70)
  70〜79歳 100.0  50.4  30.8  0.3  7.4  11.2  1.98  1.78 
  80歳以上 100.0  49.9  29.5  0.4  6.9  13.3  2.07  1.88 
注1*は全明細書に対する「処方せん料」が算定されている明細書の割合である。
 2年齢階級の「70〜79歳」には、「65〜69歳」で老人保健法の適用を受ける者を含めている。
 3( )内は平成11年6月審査分

図1 一般医療ー老人医療別にみた処方の種類別件数の構成割合(入院外)


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