厚生労働省

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II  薬剤の使用状況

1  薬剤料の比率

医科総点数に薬局調剤分を合算して求めた薬剤料の割合は、総数33.2%、入院10.8%、入院外40.3%となっており、そのうち、「投薬」及び「注射」で使用された薬剤料の割合は、それぞれ、31.6%、9.4%、38.7%となっている。

前年と比較すると、医科総点数に薬局調剤分を合算して求めた薬剤料の割合は、総数では4.2ポイント上昇、入院では0.3ポイント低下しており、入院外では4.1ポイント上昇している。(表14、図17)

表14 入院 - 入院外別にみた医科(薬局調剤分を含む)の薬剤料の比率の年次推移

(単位:%)

(各年6月審査分)

  平成17年
(2005)
18
(2006)
19
(2007)
20
(2008)
21
(2009)





調





総数
薬剤料 28.7 28.6 29.3 29.0 33.2
  投薬・注射 26.8 26.9 27.6 27.3 31.6
  投薬 21.7 22.5 23.0 22.8 27.0
注射 5.1 4.4 4.6 4.5 4.6
その他 1.9 1.7 1.8 1.7 1.6
入院
薬剤料 12.3 11.2 11.1 11.1 10.8
  投薬・注射 10.4 9.4 9.4 9.4 9.4
  投薬 2.5 2.6 2.6 2.6 2.9
注射 7.9 6.9 6.8 6.8 6.5
その他 1.9 1.8 1.8 1.7 1.4
入院外
薬剤料 37.0 36.6 36.6 36.2 40.3
  投薬・注射 35.1 34.9 34.9 34.4 38.7
  投薬 31.5 31.6 31.1 30.9 34.7
注射 3.6 3.3 3.7 3.6 4.0
その他 1.9 1.7 1.8 1.8 1.6

注:1) 「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書及びDPCに係る明細書は除外してある。

2) 薬局調剤分(調剤報酬明細書分)は、処方せん発行医療機関により総点数、薬剤料を合算している。

3) 薬局調剤分(調剤報酬明細書分)の内服薬及び外用薬を「投薬」に、注射薬を「注射」に合算している。

4) 「薬剤料」とは、総点数に占める、「投薬」「注射」及びその他の診療行為の中の薬剤点数の割合である。

5) 「その他」とは、総点数に占める、「在宅医療」「検査」「画像診断」「リハビリテーション」
「精神科専門療法」「処置」「手術」及び「麻酔」の中で使用された薬剤点数の割合である。

6) 入院時食事療養等(円)は、点数換算(入院時食事療養等÷10)して総点数に含めている。

7) 医科−歯科−薬局調剤別にみた薬剤料の比率は、統計表第15表に掲載している。

図17  入院 - 入院外別にみた医科(薬局調剤分を含む)の薬剤料の比率の年次推移

(各年6月審査分)

図17 入院 - 入院外別にみた医科(薬局調剤分を含む)の薬剤料の比率の年次推移

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