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3 入院外の投薬における薬価階級別薬剤点数の状況


 薬価階級別薬剤点数の構成割合は、薬剤名が記載されており、その薬価が「250円未満」は、一般医療35.8%、老人医療35.9%であり、「250円以上」はそれぞれ12.8%、10.1%となっている。また、「薬剤名無記載」(所定単位当たりの薬価が205円以下で、明細書に個々の薬剤名の記載のないもの)は一般医療、老人医療とも、5割を超えている。(表16、図12)

表16 一般医療−老人医療別にみた薬価階級別薬剤点数の構成割合(入院外・投薬)
(単位:%) (平成13年6月審査分)
  総数 250円未満 250〜
499
500円
以上
薬剤名
無記載
総 数  50円未満 50〜99  100〜149 150〜199 200〜249
総  数  100.0 35.9 9.9 9.0 7.6 4.8 4.6 5.9 5.8 52.4
(100.0) (36.3) (10.4) (10.0) (7.5) (4.6) (3.7) (5.6) (6.6) (51.4)
 一般医療  100.0 35.8 9.2 9.6 7.4 5.3 4.2 6.6 6.2 51.3
(100.0) (34.7) (9.7) (10.0) (6.8) (4.9) (3.3) (6.1) (8.2) (50.9)
   0〜14歳  100.0 44.6 8.4 12.9 10.8 11.9 0.7 12.9 5.9 36.6
  15〜39歳  100.0 43.7 11.3 13.0 9.0 5.4 4.9 6.2 9.0 41.1
  40〜69歳  100.0 33.5 8.9 8.7 6.8 4.7 4.4 6.2 5.7 54.7
 老人医療    100.0 35.9 10.8 8.0 7.8 4.1 5.2 4.8 5.3 54.0
(100.0) (38.7) (11.5) (10.1) (8.7) (4.1) (4.3) (4.9) (4.3) (52.1)
  70〜79歳  100.0 35.4 10.4 8.1 7.6 4.1 5.2 5.0 5.6 54.0
  80歳以上  100.0 37.2 11.6 7.8 8.3 4.1 5.4 4.3 4.6 54.0
注:1) 「投薬」の出現する明細書(ただし「処方せん料」を算定している明細書及び「投薬」「注射」を包括した診療行為が出現する明細書は除く。)を集計の対象としている。
  2) 年齢階級の「70〜79歳」には、「65〜69歳」で老人保健法の適用を受ける者を含めている。
  3) 一般医療、老人医療の年齢不詳はそれぞれの総数に含めている。
  4) ( )内は平成12年6月審査分

図12 一般医療−老人医療別にみた薬価階級別薬剤点数の構成割合(入院外・投薬)
(平成13年6月審査分)
図12 一般医療−老人医療別にみた薬価階級別薬剤点数の構成割合(入院外・投薬)



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