5  施設サービスの状況

(1) 要介護状態区分別にみた単位数・受給者1人当たり費用額

 各施設サービスの1年間の単位数は、介護福祉施設サービスが最も多く、次いで介護保健施設サービス、介護療養施設サービスとなっている(表11)。
 また、受給者1人当たり費用額をみると、いずれの施設サービスも要介護状態区分が高くなるほど費用額も高くなっている(図10)。



表11 施設サービス別にみた要介護状態区分別単位数
平成18年5月審査分〜平成19年4月審査分

介護福祉施設サービス 介護保健施設サービス 介護療養施設サービス
単位数       (千単位) 構成割合  (%) 単位数       (千単位) 構成割合  (%) 単位数       (千単位) 構成割合  (%)
 総    数 122 560 646 100.0 97 531 664 100.0 50 799 050 100.0
 要介護1 4 973 505 4.1 9 605 947 9.8 668 344 1.3
 要介護2 10 854 233 8.9 16 540 958 17.0 1 606 745 3.2
 要介護3 23 307 083 19.0 25 673 744 26.3 5 402 784 10.6
 要介護4 40 913 809 33.4 27 608 608 28.3 14 112 865 27.8
 要介護5 42 257 057 34.5 17 745 678 18.2 28 992 151 57.1


図10 要介護状態区分別にみた施設サービス別受給者1人当たり費用額
図10 要介護状態区分別にみた施設サービス別受給者1人当たり費用額

(2) 退所(院)者の入所(院)期間別割合

 平成19年3月中に退所(院)した施設サービス受給者について、要介護状態区分別に入所(院)期間の割合をみると、介護福祉施設サービスではいずれの要介護状態区分でも「1年〜5年未満」が最も多く、介護保健施設サービスでは「30日〜90日未満」及び「90日〜180日未満」が多くなっている。介護療養施設サービスでは、要介護状態区分が高くなるに従って「30日未満」及び「30日〜90日未満」の割合が少なくなり、「1年〜5年未満」の割合が多くなっている。(図11)


図11 施設サービス・要介護状態区分別にみた退所(院)者の入所(院)期間別構成割合
図11 施設サービス・要介護状態区分別にみた退所(院)者の入所(院)期間別構成割合

トップへ