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結果の概要

W 介 護 の 状 況

5 居宅サービスの利用状況

 要介護者等の5月中の居宅サービスの利用状況をみると、居宅サービスを1種類でも利用した者は77.9%で、世帯構造別にみると、「単独世帯」が84.0%で最も高く、次いで「核家族世帯」が76.4%、「三世代世帯」が75.6%となっている。
 居宅サービスの種類別にみると、「単独世帯」では、「訪問系のサービス」が69.1%で最も多く、「配食サービス」の割合も13.4%と他の世帯構造に比べて高くなっている。また、「三世代世帯」では、「通所系のサービス」が56.7%となっている。(表27)
 居宅サービスの利用の有無を要介護者等別にみると、「利用あり」は「要介護者」が81.5%、「要支援者」が73.1%となっている(図42)。

表27 世帯構造別にみた居宅サービスの利用状況の割合 
     (複数回答)

  図42 居宅サービスの利用の有無の構成割合
(単位:%)
 
平成22年
利用の有無
居宅サービスの種類
総数 単独世帯 核家族
世帯
  三世代
世帯
その他の
世帯
(再掲)
高齢者
世帯
(再掲)
夫婦のみ
の世帯
総   数 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0
 利用した 77.9 84.0 76.4 75.4 75.6 75.3 79.4
    訪問系のサービス 51.9 69.1 53.7 53.5 40.4 40.5 59.6
    通所系のサービス 46.2 30.3 46.7 44.1 56.7 53.5 37.5
    短期入所サービス 11.7 4.7 9.2 8.4 17.7 17.8 7.9
    小規模多機能型居宅介護 2.7 5.7 0.9 1.1 2.2 2.4 3.7
    配食サービス 7.6 13.4 7.4 8.3 4.1 4.8 10.5
    外出支援サービス 2.7 3.4 3.1 3.2 1.6 2.1 3.3
    寝具類等洗濯乾燥消毒サービス 0.9 0.9 1.1 1.1 0.7 0.9 1.0
 利用しなかった 22.1 16.0 23.6 24.6 24.4 24.7 20.6
図27 性・年齢階級別にみた悩みやストレスがある者の割合(12歳以上)

 要介護者等の5月中の訪問系のサービス、通所系のサービス、短期入所サービス、小規模多機能型居宅介護を利用 していない者の利用しなかった理由をみると、「家族介護でなんとかやっていける」は要支援者が54.7%、要介護者が52.1%で最も高く、次いで「介護が必要な者(本人)でなんとかやっていける」は要支援者が43.2%、要介護者が18.0%となっている(図43)。

図43 訪問系・通所系・短期入所サービス、小規模多機能型居宅介護を
利用していない者の利用しなかった理由の割合(複数回答)

平成22年

図43 訪問系・通所系・短期入所サービス、小規模多機能型居宅介護を
利用していない者の利用しなかった理由の割合(複数回答)

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