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結果の概要

1 複数の医療機関の受診

○ 外来の4割、入院の6割の患者が、他の医療機関を受診した後に現在の病院を受診

(1)複数の医療機関の受診の有無

 今回の病気で、現在の病院を受診する前に他の診療所又は病院を受診した者は、外来では43.8%、入院では60.4%となっている。
 これを病院の種類別にみると、外来では特定機能病院が63.0%と最も多く、次いで大病院49.7%、中病院43.1%となっている。入院では特定機能病院72.8%、老人病院71.6%、療養型病床群62.4%の順で多くなっている。(図1)

図1 病院の種類別にみた複数の医療機関の受診の有無   平成11年10月

図1 病院の種類別にみた複数の医療機関の受診の有無(外来)の図

図1 病院の種類別にみた複数の医療機関の受診の有無(入院)の図

(2)複数の医療機関を受診した主な理由

 他の医療機関を受診した者について、この病院で受診した主な理由をみると「他の診療所・病院とは異なる目的で受診」が外来では19.5%、入院では17.2%、「通院や入院に不便」が外来では15.9%、入院では10.0%となっている。(図2)

図2 病院の種類別にみた複数の医療機関を受診した者の主な理由   平成11年10月

図2 病院の種類別にみた複数の医療機関を受診した者の主な理由(外来)の図

図2 病院の種類別にみた複数の医療機関を受診した者の主な理由(入院)の図

注: 1) 「詳しい説明がなかった」 →「病状や治療内容などについて詳しく説明してくれなかった」
2) 「不安を感じた」 →「診断や治療内容などについて不安を感じたから」


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