厚生労働省

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3−3 就業希望の状況

就業を希望していて仕事についた割合は、前回より減少した。

第3回仕事なしのうち、「仕事をしたい」は男52.9%、女33.8%で、このうち、第4回に「仕事をしている」割合は、男28.5%、女18.2%で、どちらも男のほうが高くなっている。「仕事をしたくない」の「仕事をしている」割合は男15.0%、女5.3%となっており、男女とも就業希望があった者のほうが仕事ありの割合が高い。 (表11)

就業を希望していた者の仕事についた割合は、「第2回仕事なし・第3回に仕事あり」では「第1回仕事なし・第2回仕事あり」より高くなっているが、「第3回仕事なし・第4回に仕事あり」では「第2回仕事なし・第3回に仕事あり」より低くなっている(図16)。

表11 就業希望の有無別にみた仕事の有無
(単位:%)
  次の回の仕事の有無
総数 仕事を
している
仕事を
していない
総数 仕事を
している
仕事を
していない
第1回仕事なし (100.0) 100.0 29.0 70.7 (100.0) 100.0 12.9 87.0
  仕事をしたい (66.8) 100.0 32.8 66.8 (43.7) 100.0 19.5 80.5
仕事をしたくない (29.8) 100.0 21.6 78.4 (53.2) 100.0 7.2 92.7
第2回仕事なし (100.0) 100.0 30.5 69.3 (100.0) 100.0 11.8 88.2
  仕事をしたい (58.0) 100.0 34.0 66.0 (37.8) 100.0 19.8 80.2
仕事をしたくない (36.2) 100.0 23.0 77.0 (59.2) 100.0 6.4 93.6
第3回仕事なし (100.0) 100.0 24.8 75.2 (100.0) 100.0 10.2 89.8
  仕事をしたい (52.9) 100.0 28.5 71.5 (33.8) 100.0 18.2 81.8
仕事をしたくない (40.8) 100.0 15.0 85.0 (62.8) 100.0 5.3 94.7
注:1) 各回の仕事をしていない者についての集計。
2) 総数には、就業希望の有無不詳、次の回の仕事の有無不詳を含む。
図16 就業希望の有無別にみたその後の仕事ありの割合
図16
注:各回の就業希望がある者について集計。

仕事を探していない理由の「希望する仕事がありそうにない」が前回より増えた。

各回に仕事をしていない者の「仕事をしたい」割合は、第1回から減少しており、第4回では36.0%となっている。就業を希望している者について仕事探し等の状況をみると、「仕事探し・開業準備をしている」の割合が第1回からやや減少し、「何もしていない」の割合が増加傾向となっている。(表12)

各回の就業を希望している者のうち、仕事探し・開業準備など「何もしていない」者の仕事を探していない理由をみると、各回とも「病気・けがのため」の割合が高くなっている。第4回の「希望する仕事がありそうにない」は15.6%と、第3回13.7%に比べ増えている。(図17)

表12 仕事をしていない者の就業希望及び求職状況
(単位:%)
  第1回 第2回 第3回 第4回
総数 100.0 100.0 100.0 100.0
 仕事をしたい 47.3 41.6 37.7 36.0
(100.0) (100.0) (100.0) (100.0)
  仕事探し・開業準備をしている (43.3) (42.7) (42.5) (41.3)
何もしていない (55.4) (54.6) (55.2) (56.5)
 仕事をしたくない 49.5 54.9 58.4 60.9
注:1) 各回の仕事をしていない者についての集計。
2) 総数には、就業状況の不詳、求職状況の不詳を含む。
図17 就業希望がある者の仕事を探していない理由
図17

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