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死産・周産期死亡

 母の年齢が15歳以上について、死産又は周産期死亡があったときの母の職業別にみると、次のとおりである。

(1)母の職業別にみた死産
 平成12年度の死産率(出産千対)は31.2となっている。
 死産率を母の職業別にみると「サービス職」が112.8で最も高く、次いで「運輸・通信職」が87.3の順になっている。低い順では「専門・技術職」が22.6、「農林漁業職」が38.6となっている。

表3−1 母の職業別死産率(出産千対) −平成12年度−
職業 死産率
総数 31.2
 就業者総数 55.7
  A 専門・技術職 22.6
  B 管理職 * 22.4
  C 事務職 39.7
  D 販売職 72.8
  E サービス職 112.8
  F 保安職 * 38.7
  G 農林漁業職 38.6
  H 運輸・通信職 87.3
  I 生産工程・労務職 48.0
 無職 23.8
注: 表中*印の付してある数値については、発生件数が100未満のもので数値が不安定であり、比較の対象からは除いている。

図3−1 母の職業別死産率(出産千対) −平成12年度−

図

(2)母の職業別にみた周産期死亡
 平成12年度の周産期死亡率(出産千対)は5.7、妊娠満22週以後の死産率(出産千対)は4.5、早期新生児死亡率(出生千対)は1.3となっている。
 周産期死亡率及び妊娠満22週以後の死産率を母の職業別にみると、周産期死亡率、妊娠満22週以後の死産率ともに「サービス職」が9.6、7.6で最も高く、「専門・技術職」が5.1、4.0で最も低くなっている。

表3−2 母の職業別周産期死亡率 −平成12年度−

職業 周産期死亡率
総数
(出産千対)
妊娠満22週
以後の死産率
(出産千対)
早期新生児
死亡率
(出生千対)
総数 5.7 4.5 1.3
 就業者総数 8.0 6.7 1.3
  A 専門・技術職 5.1 4.0 *1.1
  B 管理職 *4.1 *3.1 *0.9
  C 事務職 5.8 4.6 *1.2
  D 販売職 6.4 5.1 *1.4
  E サービス職 9.6 7.6 *2.0
  F 保安職 *6.4 *5.2 *1.2
  G 農林漁業職 *6.8 *4.5 *2.3
  H 運輸・通信職 *8.1 *6.3 *1.8
  I 生産工程・労務職 6.7 *5.4 *1.2
 無職 5.1 3.8 1.2
注: 表中*印の付してある数値については、発生件数が100未満のもので数値が不安定であり、比較の対象からは除いている。



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