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平成23年人口動態統計月報年計(概数)の概況:結果の概要

結果の概要

1 結果の要約

(1)出生数は減少

 出生数は105万698人で、前年の107万1304人より2万606人減少し、出生率(人口千対)は8.3で、前年の8.5を下回った。
 出生数を母の年齢(5歳階級)別にみると、34歳以下の各階級では前年より減少しているが、35歳以上の各階級では前年より増加した。
 また、出生順位別にみると、第1子、第2子は減少したが、第3子以上は増加した。

(2)死亡数は増加

 死亡数は125万3463人で、前年の119万7012人より5万6451人増加し、死亡率(人口千対)は9.9で、前年の9.5を上回った。
 死因別にみると、死因順位の第1位は悪性新生物、第2位は心疾患、第3位は肺炎となっている。全死亡者に占める割合はそれぞれ、28.5%、15.5%、9.9%であり、死亡者のおよそ3.5人に1人は悪性新生物で死亡したことになる。

(3)自然増減数は減少

 出生数と死亡数の差である自然増減数は△20万2765人で、前年の△12万5708人より7万7057人減少し、自然増減率(人口千対)は△1.6で、前年の△1.0を下回り、5年連続でマイナスとなった。
 出生数が死亡数を下回った県は41道府県であり、出生数が死亡数を上回った県は、埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、沖縄県の6都県となっている。

(4)死産数は減少

 死産数は2万5755胎で、前年の2万6560胎より805胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は23.9で、前年の24.2を下回った。死産率のうち、自然死産率は11.1で、前年の11.2を下回り、人工死産率は12.8で、前年の13.0を下回った。

(5)婚姻件数は減少

 婚姻件数は66万1899組で、前年の70万214組より3万8315組減少し、婚姻率(人口千対)は5.2で前年の5.5を下回った。
 平均初婚年齢は夫30.7歳、妻29.0歳で、夫と妻ともに、前年より0.2歳上昇している。

(6)離婚件数は減少

 離婚件数は23万5734組で、前年の25万1378組より1万5644組減少し、離婚率(人口千対)は1.87で、前年の1.99を下回った。

表1 人口動態総覧

  実数 平均発生間隔
平成23年
概数
平成22年
確定数
対前年増減 平成23年
概数値
平成22年
確定値
平成23年
概数値
平成22年
確定値
分 秒 分 秒
出生 1 050 698 1 071 304 △ 20 606 8.3 8.5 30" 29"
死亡 1 253 463 1 197 012 56 451 9.9 9.5 25" 26"
乳児死亡 2 463 2 450 13 2.3 2.3 213' 24" 214' 32"
新生児死亡 1 147 1 167 △ 20 1.1 1.1 458' 14" 450' 23"
自然増減 △ 202 765 △ 125 708 △ 77 057 △ 1.6 △ 1.0
死産 25 755 26 560 △ 805 23.9 24.2 20' 24" 19' 47"
自然死産 11 946 12 245 △ 299 11.1 11.2 44' 00" 42' 55"
人工死産 13 809 14 315 △ 506 12.8 13.0 38' 4" 36' 43"
周産期死亡 4 314 4 515 △ 201 4.1 4.2 121' 50" 116' 25"
妊娠満22週
以後の死産
3 490 3 637 △ 147 3.3 3.4 150' 36" 144' 31"
早期新生児死亡 824 878 △ 54 0.8 0.8 637' 52" 598' 38"
婚姻 661 899 700 214 △ 38 315 5.2 5.5 48" 45"
離婚 235 734 251 378 △ 15 644 1.87 1.99 2' 14" 2' 5"
平成23年
概数値
平成22年
確定値
合計特殊出生率 1.39 1.39
  • 注: 出生・死亡・自然増減・婚姻・離婚率は人口千対。乳児・新生児・早期新生児死亡率は出生千対。
    死産率は出産(出生+死産)千対。周産期死亡率及び妊娠満22週以後の死産率は出産(出生+妊娠満22週以後の死産)千対である。

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